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テーマ:今日の出来事(292796)
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夕刻から消防団の打ち上げがあり、出席するよう言われていた。
依然として、風邪は体内に停滞していて、よほど断ろうかと思ったが、 皆への紹介も兼ねており、一応今回の主賓扱いのようなので、風呂でたっぷり汗をかいて出かけて行った。 飲み会は、まず団長の、今回の台風での活動に対するねぎらいの言葉で始まり、 次は自分の挨拶の番だな、と思っていたら、すぐ乾杯になった。 アレッと思っていると、団長が側にきて「挨拶回りをしよう。」と言ってくる。 世話役という年配の方々にまず紹介され、町内会同様、ここでも一人一人に杯を空けさせられた。 これからの展開を思うと、流石にウンザリしてきたので、世話役への挨拶が終わった後、団長に 「ちょっと風邪気味でして、酒飲むのがツライんです。」と事情を話す。 以後は、団長の取り成しと、同年代から下の人達への挨拶だったこともあり、 しつこく杯空けを請われることはなかった。が、代わりに聞かれたのは、 「のらくらさん、本当に無職なんですか?」というストレートな質問。 「そうですよ。」と答えると、ホッホー、とどよめく。マジかよ、なんて声も聞こえる。 「マジ、無職なんスか?」 「そうだよ。」 「オォー!」 という手順を何度か繰り返し、挨拶回りは、ようやく終わった。 晒し者になったような気分だが、彼らの論理では、陰口を叩かれるよりはマシ、とのことらしい。 それにしても皆よく飲む。 若い人が酒量を心得ず、勢いでグイグイいってしまう、そんな場面は何度も見てきたが、 いい年した、もう還暦も越えてるだろ、という老人が一気飲みをやっているのである。 イッキコールで杯を干す老人なんて初めてみた。 それを皆が、偉いもんだ的な目で見守っているのも凄い。 自分も抑えているつもりだったが、ペースに巻き込まれて自然と杯を重ねていた。 それと共にテンションも急ピッチで上がっていく。 いつのまにか、風邪による体調不良はきれいに流されていた。 田舎では、漢の価値は酒量で決まるのだ。 ------------☆---------------☆-------------- <相場休題> 実は無職でしてと話すと、じゃあ何で生計を?という流れになる。 株式トレードで食っている(食えてないけど)と説明するが、かなり理解しがたいことのようで、 具体的に日中何をやっているのか、随分尋ねられた。 良い決算の発表をジッと待って、すかさず買うのですよ、と適当なことを話したが、 別にわざと不誠実に答えたわけではない。 「いやー、20日間ブレイクアウトの騙しを利用してトレンドの逆方向に仕掛けるてます。」 などと話して解ってもらえるハズがないのだ。 オレ自身も良く解らないのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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