GSX-R1000 VTR1000F ファイアーストーム ツーリング & 日記帳

2023/09/16(土)23:05

カオス感はねらっちゃいけない?

ツーリング/散歩日誌(220)

 今日は1日が変な編成でした?習い事が終わって家に着くと2時前。本当は、その間に嫁さんと子供たちに外出の準備をしてもらって、玄関ですぐに合流、とあるところに行きたかったんですが、嫁さんが体調不良で遠出は無理、ということになりました。ちょうど嫁さんの両親が買い物に出るとか言っていたので、一緒に買い物に行くことにしたそうです。 外様のマスオさん状態なので、あえて便乗しません。6人なんて乗れないし。 ということで、まさかの2時からバイクを引っ張り出しました。ガソリンは・・・、あと200kmはなんとか走れるので、本当は今日家族で行こうと思っていたところに偵察です。 正直、どんなところか不明なので・・・。 道は非常に簡単、ほぼオール高速でいけてしまいます。磨り減ったタイヤにはいやなんですが、時間もないので行きは高速で名神を京都方面に進みます。んで、大垣ICで降りて、すぐに目的地に到着です。 ここは、何かの山のふもとでしょうか。山から昇る水蒸気、吹き降ろしてくる風でどこかチリーです。 バイクを停めると係員さんが来て駐車料金を徴収していきました。駐車料金はクルマ、バイクとも300円のようです。 あ・き・ら・か・にハンドリングがおかしい!超弩級のアンダーです。 園内に入ると・・・、おー、見晴らしはいいです。結構な高地に上がってきてるようです。お目当ては芝生とか景色じゃなくて、 養老天命反転地とかいう、三半規管をぶっこわすとかいうテーマパークです?というか、2名の芸術家のコラボ設計のようです。 入場料を支払って園内に。750円です。しっかりとるものです。ま、アート作品の屋外展示みたいなものなんでしょうか。パンフレットをもらいましたが読む暇もなく。読めばねらいなんか書いてるんでしょうけど、ファーストインプレッションが大事です。 中に入ると、いろんな建物、オブジェが目に入ってきます。左の極彩色の建物はなんでしょうか? 入り口を入ってみると・・・、 立体迷路?天井は鏡?特に不思議な感じも三半規管も壊されません。次に行きます。 おー、なんかベージュに茶色の線で岐阜エリアの地図が描かれてそうです。色合いはアフリカの住居にありそうな感じもします。ここのオブジェはウォールが主体です。 ウォールの隙間から入ってみます・・・。 おっとー!ガスコンロ。ふぅーーーん・・・。非日常的構造物内にあえて日常品をプットすることで非日常感を煽る、系でしょうか。 あー、出発前にホルガが電池切れでもって来れませんでしたが、ホルガで撮るといい味だったかもです。 さらに進むと・・・、あー・・・、なーるほど・・・。日常の断絶とかー、演出する系?壁に埋もれてます。それも斜めとかに。 ソファーも。 テーブルに椅子も。壁も斜め、埋め込みも斜め。断絶感とか、なんか不思議、異次元空間を演出しようとしていそうです。 第2次大戦中、アメリカ海軍が行ったフィラデルフィア実験みたい?実験に失敗し、再び姿を現したときには、壁に埋もれた兵士がー、とか・・・。アレ系を髣髴します。 ホルガをもってこなかったもうひとつの理由。それはアスレチックフィールドがあるから!頼めば入り口でヘルメットとスニーカーを貸してもらえるそうです。そんななんでしょうか・・・。 おー、結構そんな、です。急勾配だー。これ、雨上がりとかだと絶対滑ります。つかまるものもないし・・・。 そんな、険しいアスレチック要素があるためか、スタート付近の小高い丘の上には見張りの警備員さんのような方が2人立ってました。たまーに、スピーカーで危険行為をするお客さんに注意をしていました。 園内のオブジェはこんなんです。斜めー。アップダウンだけじゃあ、三半規管はおかしくなりません。唯一、くらっときたのが下の建物。壁が斜め。 まず思ったのは、(沈む艦とか傾斜すると、内はこんな感じなんだろうなー。) ってことです。どうしても大和の最期を思い出すんですが、戻ろうとして振り返ったとき、壁の傾きが急に逆になったのに脳がついてこれなかったのか、ズキっとめまいがしました。 でも、あとは三半規管がどうのこうの、ってのはなかったです。盆地の下にはこんなオブジェ。低い壁なので迷路にもなりません。なのでスルーしようと思ったんですが、ガラスの埋め込みが気になります。 なんなのかのぞいてみるとー・・・。不思議を煽ってくる感じ?不思議の押し売りでしょうか。 な、変ってるだろ?なんか、こうー、くるだろ?みたいな? 一番奥に来ました。振り返ると結構アップダウンです。うーん、なんかイメージはノルマンディー以降のヨーロッパ戦線を感じるのは気のせいでしょうか。 糸杉っぽい木、すり鉢形状と剥げた緑、むき出しの土砂は爆撃のあと?みたいなテイストを感じてしまいます。プライベートライアンのレーダーサイト攻略シーンに似てる? さらに外周のウォールも歩けるんですが、こんな狭さ。行き違うの大変そう・・・。あきらめました。この英字もヨーロッパを感じさせるんでしょうか? 振り返ればこんなところにも迷路が。って、まんま塹壕です。なるほど、こういうのもバトルフィールド感を演出してそうです。 でも、下の印字をみると・・・、死なない為の道、とか意味不明です。本当に塹壕をイメージしてるような気がして来ました。ま、でもここは養老なんで。生死の話はなんかあるのかもです。 曇天で、吹き降ろしてくる風も冷たいので暑くはないんですが、湿度のせいか、汗びっしょりです。ここは5時で閉園です。4時前にぐるっと回って休憩場に戻ってきました。 さすが閉園時間間際。ひとがいません。中に人がいないお店も何軒か・・・。考えてみると、今日は朝から飲み物以外食べてないことに気づきました。めちゃくちゃ空腹です。ここで何かお腹に入れておかないと帰りがしんどいです。集中力を切らさないためにも何か食べたいところ。まだ人がいるお店をのぞいてみました。「まだやってますか?」「大丈夫ですよ。」「やきそばもらえます?」「ソースと、塩焼きそばとありますけど、どちらがいいですか?」「ソー、あ、いや、塩焼きそばひとつ。」「今から作りますので、できたらお呼びします。」 なんでしょう。汗をかいたためか塩というダイレクトさにひかれました。最近、インスタント焼きそばも塩を食べることが多いです。 待つこと5分くらい。呼ばれて出てきたのが・・・、旨そう!量は3倍くらいほしいですが、出来立ての熱々は旨そうです。では・・・、いただきます! いやー、朝から何も食べてないので、脳が喜びます。塩気の効いた焦かけの焼肉、野菜も旨い!失礼なくらいの速さで完食! ふぅ・・・。落ち着きました。帰りは下道80kmの予定なのでさらにエネルギーを補給です。液体デザート、缶コーヒーです。 自分は虫は全然大丈夫ですが、こういう自販機の虫って、ダメな人はダメなんでしょうね。夜の明かりに集まってくる虫とか地獄かと。取り出し口の結露に張り付いた虫とかー。中に手を入れたら虫の死骸とかー。 難儀です。 缶コーヒーを飲み終わったところで駐車場の係員さんが入り口のゲートを閉ざしてました。16時半なのでこれ以上は入れないためのようです。 ここから折り返しです。下道で養老からおちょぼさんのあった海津市へ。そこから国道258に移って、桑名方面に向かいます。んで、桑名からR23へ。R23へ乗れば自宅のある三河エリアまで運んでもらえます。名古屋のR23で渋滞がありましたが、総じて快走でした。18時前に無事到着です。 フロントタイヤは・・・、もうダメです。説明はうまくできませんが、とにかく曲がらない。なんだろう、ねらったラインをまったくトレースできません。旋回力皆無です。 もう、とにかく信じれないし、これから寒くなってくることもあるので・・・、殿様乗りで、ジェントルにジェントルに今シーズンを無事消化したいです。 300km程度の散歩は、あと1回が限度かなぁ・・・。もう、冬眠近いです。走ろうと思えば12月中旬までは愛知はいけるんですが。こりゃー、走り納めも、走り初めも今のタイヤじゃあ無理そうです。 と、つまらない気配が漂ってますが、今回のB級スポット。なんというか・・・、カオス感を出そうとしてないんでしょうね、プロなので出汁が出せない、出ない感じです。上品なわけです。やっぱりカオス臭を出すなら、素人さんにあれも、これもって欲張ってチンドン屋にしてもらわないと。ねらってだせるものじゃないことを痛感しました。 家族で行く?うーん、焼きそばは食べたいかも、とは思います。あと、養老の滝は見てないので、それを見るのもありかも。養老方面のスポット、3分の2終了です。

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