2019/06/30(日)18:11
結局不安定だった?
今日は、降ったりやんだりの雨。予定されていたツーリングはもちろん中止。昨日寝る前に昔の整備写真を探しました。ギボシ端子化されたヘッドライト配線が写ってる写真です。カウルを外して接続具合を確認するのが確実ですが、さすがに面倒なので写真でチェックしようと思ったわけです。 これを見る分には、そんな接続が悪そうには思えません。 ここが問題じゃないとすると、どこで接続不良が起きてるのでしょう?古いバイクなのでハーネス類の劣化はあるとは思いますが、4V近く下がるのはちょっと経年劣化を超えているというか・・・。
ネットで調べたら、ヘッドライトにかかる電圧を測っているサイトがあって、そのバイクの例だと、エンジン始動状態でバッテリーターミナル間電圧が14.8V。ヘッドライト端子間が14.5V。0.3Vの降下でした。これくらいならわかります。でも自分のケースは4Vダウン・・・。
やっぱりどこかに接続不良があるんじゃないかと思って、今朝も雨の合間をぬって少しバイクいじり。ヘッドライトのコネクターの状態を眺めてみます。 ・・・。汚れているような、いないような・・・。それでも汚れ、焼けはあるでしょうから以前購入した接点復活剤を再び塗ってみました。 昨日は写真を撮るのに気をとられて、テスタのプローブをコネクター端子にしっかり接触させていたか、疑問が残りました。今日は写真は撮らず記憶だけです。
キーオンで、8.3V。
エンジン始動で11.3Vでした。一瞬12.2Vまで行きましたが、その後11V台をふらふらしていました。昨日の10.6Vよりは少し高いです。接点復活剤の効果も少しあったかも、と思ったんですが、絶対値としては低い値のまま。
これはやっぱり謎の銀色の箱を外して、変化があるか確認する必要あり?まだ雨は降らないようだったので作業続行。シートを外しました。
この状態でバッテリーの電圧を測ると、12.22V。 直前にエンジンを少し掛けていたにしては低い値です。この問題と戦い始めた当初に確認したバッテリー電圧が12.35Vでした。確かにそれから走ってないのでチャージはできてませんが、さらに低くなってます。50%くらいの充電量かも。とりあえずエンジンをかけて、バッテリーの電圧を測ってみると・・・、
13.17V!これは低い!ショップで測定したときの電圧に近いです。うー、図らずも再現できてしまいました。何回か始動して測定してみますが、相変わらず13V前半の値。時には12.9V台も・・・。やっぱりレギュレーターの不調かも?それならじわじわバッテリーの電圧が下がってきているのもわかります。充電不足が起きているってことでしょう。いや、レギュレーターと決める前に関係ないと思うけど、例の銀の箱を外してみました。 サルフェーション除去装置。パルス発生装置です。さて、これを外したら電圧に変化は起きるんでしょうか。測定してみると、13.47V。 0.3Vほど微増しました。増えたは増えたけど、誤差?そもそも13V台の値はやっぱり低い気がします。じゃあ、ヘッドライトの方の電圧はどうなんだ、とかそっちも測ってみたり。何度かエンジンを掛けたりしてたんですが、もう一度バッテリーの電圧を測ると、今度は14V台? なんかー、電圧が安定していない気がしてきました。ここで雨がぽつぽつ来たので作業は中止です。一巡したけど、やっぱりレギュレーターも怪しい気がしてきました。FI異常も、入力電圧がおかしいから起きてるかもしれません。気のせいか、今回何回かキーをオン、オフしたんですが、アクチュエーターの駆動音も弱弱しくてキュルキュル鳴くときもあれば、違和感がない時もありました。いろいろ原因になっているかもです。
部屋に戻ってレギュレーターを検索。オークションにも落ちてるし、ネットにも社外製のものがいろいろあります。純正の新品は高すぎでとても手が出ません。完全にレギュレーターが劣化していた、というのがわかったら、純正を買うのも手ですがまだこれで直るかどうかわかりません。
なので、一番安いのをポチりました。 たった半年保証。まあ、そんな高くないので社外製品をある期間ごとに換えていっても悪くはないのかも。今回サルフェーション除去装置は外してしまったけど、もう一度付けるかは微妙。そもそもこんなダメージを受けてるケースのバッテリーは交換したいのも事実。 納車時から使ってるなら3年選手。そろそろ交換の頃合いではあります。でも、なんでタンクのヒンジストッパーと干渉するんだろう?その辺りのクリアランスは設計で確保済みとは思いますが、もしかして社外フェンダーになっているので、バッテリーの位置精度が悪いのかもです。このほじれ、見ているだけで精神的によくありません・・・。