そしてとうとう半年がたった
ヤマトが死んで半年が経った。
つぎの猫さんを迎えることを考えたりする。
でも、「最期はどこまで医療をほどこせばよいか」が結論がでない。
ヤマトのように、15歳を過ぎて、毎日皮下点滴をしないといけないほど弱ったら、
今度はもう自然にまかせたほうがいいのだろうか。
できれば、病院ではなく家で看取ってやりたかった。
「猫のため」なんていっても結局分からないので、飼い主が決めるしかないのだ。
ヤマトは、10歳くらいのときに「このまま何もしなかったら、あと1~2年で死
ぬ」と言われた。
そこで月に15000円もかけて投薬すると、そこから5年生きた。
こんどは「あと1~2年…」という話が出たところで、投薬をしないで自然にまかせ
るか。
いまある程度考えて決めておいて、そうなってからもう一度考え直すしかないのだろ
う。
経済的な問題もあるし、いまは「猫貯金」を日々ちまちまとしているだけだ。