ヤマトと足腰
大島弓子「グーグーだって猫である」を読むと、グーグーも15歳くらいで旅立ったらしい。晩年は足腰が弱くなってトイレに苦労したり、飼い主である大島弓子さんのベッドにのぼるのも無理で段差を作ってやっていたそうだ。内臓は何かと弱かったヤマトだが、足腰は丈夫だった。お気に入りの猫ベッドは高さ180センチのクローゼットの上に置いており、そこへカラーボックスなどで段をツーステップ用意してあげて1,2の3で登れるようにしてやっていた。この猫ベッド、ここ数年は冬の寒いときしか入らなかった。最後の冬(去年末~今年の始め)は、「ヤマトももうトシだから、高いところを乗り降りするのは大変だろう」と、猫ベッドを高さ60センチくらいのところへおろしてみた。そうすると、まったく入ろうとしない。仕方なくもとの高さに戻すと、普通に乗り降りして利用していた。毎年のことで夏は乗らなかったが、5月くらいまでは夜ゴハンのとき、飼い主の膝に毎日乗っていた。先日火葬したときも、骨はどこも損傷してなくてとてもキレイだった。