カテゴリ:ものの見方・考え方
『来年から年賀状はお互いやめませんか!
特に親しい間柄では、Email程度にとどめておくようにしませんか? エコやロハスのこともありますのでね・・・』 というメールが私と親しくしている会社の社長から一週間前に来た。 儀礼的なやりとりは無駄だ! という考え方からも年賀状をやめる方向に年々なってきているようだ。 「エコロジー」からみてもペーパーレスがよいのかも知れない。 「ロハス」はその言葉を聞いたことがあるが、正式な意味を知らなかった。 で調べてみた。 ■「ロハス」とは、 『Lifestyles of Health and Sustainability の略で、 地球環境保護と人間の健康を最優先し、 人類が共存共栄できる持続可能な社会のあり方を 追求するライフスタイル を指す言葉です。 』 (ロハスクラブのホームページより) と書いてあった。 “地球環境保護”という観点からは、確かにそうかもしれない。 でも“人間の健康”という観点からは、決してそうではないだろう。 「健康」には、3つの健康があるとされている。 ●体の健康 ●心の健康 ●経済の健康 この3つだ。 ◆年賀状をやめることで「大切な何か」を失うような気がするのは 私だけだろうか? (少なくとも“心の健康”は失うような気がする。) ロハスの考え方は、合理主義のアメリカから来ているようだ。 アメリカには、クリスマスカードはあっても年賀状はないのだろう。 ★実は、私の場合、この2~3年前から年賀状は減らして Emailに移行しようとしていた。 でも来年の年賀状は会社設立12年目で過去最高になった! これには、私の心境の大きな変化があった。 ◆今年の6月にある交流会にある人の紹介で参加した。 主催者は、元中学校の校長先生。 参加者の平均年齢は50代半ば。 毎月1回、テーマに基づいていろいろなものの見方・考え方を 参加者から聞き、生き方の勉強をする会であった。 私はその会のクオリティーの高さに感動し毎月参加をしている。 1回目参加した後に参加者から葉書をいただいた。 皆さん、手書きの絵やイラストなどを描いて私に送って下さっている。 心のこもった葉書は受け取った人に感動を与える。 その月から私も葉書を書く回数が増えた。 ・・・・ そして、今こう思っている。 ●手書きの葉書や手紙の良さを今の日本人は忘れてしまったのだ! “エコ”“ロハス”というキーワードにだまされるな! “合理主義”から来る発想は、人と人との温かい心のつながりを なくしてしまう! そんな気がしてならない。 私は、一昨年の年賀状では表裏ともパソコンの文字だった。 去年は、嫁さんの援助も得て宛名書きは手書きにした。 2006年の年賀状は、裏の印刷に一人一人“一言メッセージ” を入れることにした。 世の中の流れと逆行しているかも知れない。 でもこのままではきっとどんどん人間関係が薄っぺらくなっていく ように思う。 ・・・ せめて私とご縁のある人とは、暖かい関係性を続けていきたいと 思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年12月21日 18時33分42秒
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