ありがとう、婆ちゃん
今朝5時20分に、祖母の病院から電話がありました。「おばあちゃんの血圧が下がり呼吸も弱くなってきたので、ご家族の方お願いいたします」って・・・。起きてる祖父に、「婆ちゃんの病院からだから、用意して」って告げてから子供達を起こし旦那を起こして用意してる間に、また電話・・・「呼吸が止まりました」って・・・ その時間が5時27分でした。今日の横浜は朝から凄く寒く感じた朝でした。誰も看取ることなく、寒い中一人でお星様への道に出てしまった祖母。そういえば、病気が発症して入院したのが約7年前の10月31日。祖母は11月15日の誕生日を迎えることなく、寝たきりになってしまいました。そして、悲しくも今日誕生日前に旅立ってしまいました。77歳でした。介護も経験して、色んな事を自分の体を使って教えてくれた祖母。資格を取得する決意をさせてくれたのも祖母の経験があってからこそ・・。病院に着いて病室にいた祖母は、本当に体が暖かくて旅立ったのが信じられない位だったけれど、段々と冷たくなる祖母は息もなく亡くなったっていう現実を感じずに居られなかったです。涙も出ないくらいに、呆気なくも辛い状況でした。もちろん、子供たちにも話していたので何気ない娘が「ばぁば、痛いの頑張ったね。お疲れ様」って言う言葉が娘なりに治療して頑張っていた祖母の姿だったんだろうなと思うと、親孝行をしておけばよかったっていう思いが込み上げてきました。吐血していたので、口の中は血でいっぱいだったのに、棺の中の祖母は綺麗にしてもらって綺麗でした。今は、火葬場の関係から1日がお通夜なので冷たい部屋にいます。「どんなに冷たいんだろう、温かくしてあげたい」そんな思いの私です。支えてくださったブログを通じて出来たお友達に、そして頑張ってくれた祖母に心から感謝申し上げます。そして、こんな弱い私ですが、これからもよろしくお願いいたします。大好きな婆ちゃんへ婆ちゃんの大好きな紫で、お手紙します。7年間お疲れさまでした。私は、37年間のうち30年しか一緒に居られなかったね・・・。必死で私達キョウダイを育て支えてくれてありがとう。親孝行もまともに出来ず、心配ばかりかけて辛い思いばかりだったね。婆ちゃんが旅に出てしまって、凄く寂しくてどうしようもない私だけど、子供達やパパと頑張って行くね。爺ちゃんは私達が居るから、心配しないでね。私は、婆ちゃんの孫で良かった。正直、もっと一杯話したり甘えたかった・・・。私が辛い時、抱きしめてね。