前歯抜けた。
昨日、ムスメが言った。「かあちゃ~ん、はがぬけそう~」3月の終わりくらいからグラグラしていたのだけれど、洗っていない手を口に突っ込んだりするもんだから、いつも「あんまりいじるな~」と言っていた。まぁ、そうはいいつつも、子供だから、気がついたらさわっているワケで。歯を磨くたびに、日に日にグラグラと揺らぐ幅が大きくなり~~~~。(((( ;゚д゚))))親としては、遙か遠い記憶なもんで、病気じゃないんだけど、本来動くはずのない歯が動くというのは……。アレはなんかちょっと、気色悪い(笑)んですよねぇ。そりゃ、すでに下4本は抜け替わってるけど、本当に乳歯らしい乳歯で、抜けても3ミリ程度。前歯の大きさと比べると、衝撃が小さかった。それに、案外グラグラしたら、あっという間に抜けたんだよね。ちなみに、ムスメより2ヶ月早く生まれたお友だちは、昨年の時点で前歯が抜けて、もう今では前歯4本、すっかり永久歯に生え変わっている。そのママさんに訊いてみたら、「グラグラして、血がにじんだら ポロッととれるよ」とのこと。ムスメの訴えに口の中をよく見たら、歯茎から血がにじんで……。あぁ、こりゃキタな、と思って、引っ張ってみたら、ほとんど力も入れないうちに、スポンと外れました。いやもう、まさにスポンと。外れた歯の形に、歯茎がこんもりと盛り上がっておりました。(*´∀`*)自然に抜けると、こんな感じになるんだぁ。抜けるときににじんだ血も、抜けちゃったらもうすぐに止まっちゃったし。永久歯が後ろから生えて来ちゃったから、しかたなく下の歯を歯医者で抜いてもらったときは、けっこう血が出て、数日にじんだりしていたのになぁ。思い出すのは、ハハがこどものときのこと。前歯がみそっ歯だったんですよ。あの当時は、虫歯があるのも気にしない時代。小さい初期虫歯も、歯医者で大きく削ってもらうのが当然。数少ない歯医者の横柄さったら無かった時代で、大きく削って、たいしたことのない虫歯も抜いたりして、その上、泣く子供には頭ごなしに怒鳴り、親が甘やかすからだと決めつけられ、泣き叫ぶ子供をムリヤリ押さえつけて、まともに麻酔もしないで、下手すりゃ勢い余って手を滑らせて健康な隣を削ったりもしていた。そんな恐怖の歯医者で、乳歯前歯4本、下2本の計6本抜いて、止血のために噛んでいた脱脂綿が血に染まり、母のこぐ自転車の後ろに乗っているうちに、口からだらだら血混じりの唾液が垂れてきたことを今でもリアルに思い出す…。今じゃ絶対、一日に6本も抜かないだろうけど。あの時代ならでは、だなぁ…。しみじみ。思えば、あのころから、歯医者に対する不信感がはじまっているのかも。(^-^;)あれからもずっと、様々な歯医者から受けた数々の仕打ちに、とにかく自分の子供は絶対に、生まれながらの歯を大事にさせなければ、とハハに思わせた点では、ホント、勉強になったかもしれない。(´・ω・`)スポンと抜けた歯は、洗って、歯医者からもらった乳歯入れに入れた。あれから、30年強。確かに、歯医者の対応も、治療方法も変わった。歯が抜けた後、フツーに夕ごはんを食べたムスメ。フム。自然に抜けるって、大事だね♪(*^∀^*)↑歯が抜けて、大人への第一歩。(笑)↑日記枠の右側にあるスライダを使って、下まで読んでね♪人気blogランキング参加中♪面白かったと思ったら、励ましがわりに「ポチッと」押していただけると、ランキングに反映されて筆者が喜びます♪