ちまちま草子

オペラも見終わったし、飲むにはまだ早いからちょっとお茶でも…と、連れていってもらったのは「栗の木」という喫茶店。長野といえば、栗でしょう。このお店は桜井甘精堂という栗菓子屋さんの直営店。マロンのシュークリームに、パンケーキに、栗鹿の子…どれもおいしそうで目移りしてしまう。結局私は定番のモンブランを注文。甘さ控え目で上品な和栗の味がなんとも言えない。ポットで出される紅茶も良い香り。ん～、満足。
さて、そろそろ軽く一杯いきますか。といっても、運転手のＹ氏はぐっと我慢。申し訳ない。駅前のビルの10階にある居酒屋へ。名前は忘れちゃったけど、帰ってからるるぶを見たら載ってたよ。長野市内が一望できていい気分。長野で今の季節しか採れないという、根曲がり（筍）を賞味。シンプルに皮つきのまま焼いて、皮をむいていただく。へぇ、筍ってこんなにおいしかったっけ。サバ缶と一緒に味噌汁にするのが一般的らしい。それも興味あるな。今度是非。そして、酒。時間もないことだし、とりあえずビールなんて言ってられない。最初から「北信流」という長野の酒を升でくぴくぴ。う～ま～い～。Ｙさん、目の前でうまそうに飲んでごめんね。
こうして、朝は善光寺、昼は信州蕎麦、夜は栗、根曲がり、日本酒と、長野を満喫。駅中の売店で栗羊羹を買い（予算の都合で酒は買えず、残念）、新幹線に乗り込んだ。酒のお陰ですぐに意識を失い、気付いたら東京。長野の日帰り遠足はこれにて終了。あー、楽しかった。Ｙ氏＆Ｍさん、ありがとう。