ちまちま草子

出席者は最終的にはS4A1T1B1と久しぶりに全パート揃った。が、発声開始はソプラノ3人のみ。前回少しやった、5拍かけて息を吸い、5拍かけて吐き切る練習。目一杯吸おうと思うと、肩に力が入ってしまう。吐き切るのも、吐き切ったつもりでもまだ残っているような、かと言って絞り出すのはおかしいし、正しい状態がうまく掴めない。ピアニストの先生のお手を借りて、ぴょんきちのぷよぷよのお腹を押さえてもらい、お腹の動きを確認していただく。出来ているとのことだったが、まだまだ弱いんだろうなぁ。吐き切る時にo母音をつけ、次にドレミレドの音階に乗せる。うーん、どうしても声が裏返っちゃって気持ち悪い。たった3人しかいない絶好のチャンス（頻繁にあるけど・・・）、先生に聴いていただいた。どうやら、音の変わり目で息も一旦途切れてしまい、改めて押し出すことになるので、余分な勢いがついてしまうらしい。息を繋げて丁寧に、頭の後ろを通って前に出す。一生懸命声を出そうとしてきたが、どうやら頑張る方向が違ったらしい。原因がわかれば、あとは試行錯誤するのみ。まだ怖さは残るけど、そのうちなんとかなるさ（←楽天的O型）。
そんなこんなで発声1時間。全パート揃ったところでVesperaeのDixitから。発声をたっぷりやったせいか、私も含めて皆さん、そんなにガンガン歌わなくてもいいのに、ってくらいの勢い。細かい音符で口が回らなかったり、力が入って母音が浅くなったり。ブレスとブレスの間が短いところは、そこで息を吐き切って、次の頭を揃えること。“吐き切る”の実践はかなり大変。でもそれが当たり前。最初から今日やった141小節まで通す。交代でぽろぽろ落ちながら（「Tさんがいない！？」とか思いながら）終了。お疲れ様でした。
歌うって、本当に疲れるんだな。いやぁ、ビールが美味い！いろんな毒も吐き切って、すっきり！