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テーマ:好きなクラシック(2324)
カテゴリ:音楽(クラシック)
指揮:金 聖響
ピアノ:ギョーム・ヴァンサン フルート:江川 説子 コンサートマスター:崎谷 直人 クセナキス/ピソプラクタ ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番ハ短調 ブーレーズ/メモリアル ラヴェル/バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲 お久しぶりの聖響さん。まずはクセナキス。崎谷くん、チューニングしないの?と思ったら、そんなもの全く必要なかった。楽器の胴体を叩くやら、キュインと歯医者のような音しか出さないやら、誰がどこで間違ってもわからない現代曲。これは聴かなかったことにする(酷い)。もしここに、前回のぶらぼーオヤジがいたら、この曲でもブラボー言っただろうか?気を取り直してベートーヴェン。ヴァンサンさん、それほど力を入れていないように見えて、かなり音がデカイ。激情のベートーヴェン?でも、演奏自体は繊細で明るい色彩。クセナキスの緊張が解けて、うっかり船を漕ぐ。アンコールはリストのなんとかの6番とショパンのノクターン、2曲もいただきお腹いっぱい。 休憩で眠気を覚まし、ブーレーズ。こちらも現代曲ではあるけれど、ちゃんと旋律があるので普通に聴ける。かなフィル首席の江川さんと、少数尖鋭の弦楽器によるフルート協奏曲の様相。ビブラートのようにふるふる震えるフルートが、なんとも儚げ。そして「ダフクロ」は、ここでも木管が美しく大活躍。フィナーレ「全員の踊り」では、今までの鬱憤(何に対する?)を晴らすかのように、踊りまくり、はじけまくり。崎谷くんが腰を浮かすと迫力満点。金管の皆さん、打楽器の皆さん、カッコいいっす。ティンパニ神戸さん、やっぱり目が釘付け。次回から、もう少し後方が見える席にしようかな?もう来期の定期申し込んじゃったけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.17 13:17:33
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