|
テーマ:好きなクラシック(2324)
カテゴリ:音楽(クラシック)
日記はかなりサボっておりますが、コンサートへはちょいちょい行っております。今日から師走。ますますバタバタする前に、いい加減、忘備録程度に軽く書いておきましょう。
11月23日、3連休中日のこの日はダブルヘッダー。まずは昼の部。アマチュアオーケストラのコンサートで、友人が久しぶりにホルンを吹くというのでお呼ばれ。会場はセシオン杉並。うちの合唱団の演奏会もここでやってたんだけど、もう4年近く開けていない。客席ではなくステージに上がりたいなぁ、などと思ってしまう。J.シュトラウス2世の「皇帝円舞曲」で華々しく幕開けの後、フォーレ、グノーとフランスもの。プログラム紙面に曲目解説は載っておらず、司会者が曲間に懇切丁寧に紹介してくれるという形式で、ちょっと面食らったけれど、難しい活字を追うよりは気楽でいいかも。しかし、最近のアマオケって上手いんだなぁ。フォーレのフルートソロは絶品だった。アンコールはグノー「アヴェ・マリア」心の中で口ずさみましたとも。 終演後は慌ただしくYAMATO弦楽四重奏団20周年記念コンサート@サントリーホール(ブルーローズ)へ。石田さん、執行さん、榎戸さん、阪田さんのカルテットで、前半はハイドン「騎士」、グリーグの弦楽四重奏曲。騎士が王様に拝謁したかと思うと、手袋投げ捨てて決闘してみたり、狩りに興じてみたり、若くもあり、老練でもあり、想像力を掻き立てられる。グリーグは、聴く側もエネルギーの塊を受け止めるパワーが必要で、聴き終えると心地良い疲労感が。後半はピアソラやレッド・ツェッペリン、伊福部先生の「ゴジラ」でギュインギュインいってみよー。微妙な間合い(?)の阪田さんのMCも絶好調。CD弐を予約して帰宅。クリスマス前には届くでしょう。楽しみ。 11月29日。午前中抜歯して、口内スプラッタでへろへろしながら「下丸子クラシック・カフェ」へ。カフェのマスター山田武彦さん(ピアノ)、司会役の常連マダム松本志のぶさん、本日のお客様はヴァイオリン石田泰尚さんとコントラバス黒木岩寿さん…のはずが、黒木さん、まさかの急性腰痛(いわゆるギックリ腰)だそうで、さすがに演奏は無理。そんなざわざわした雰囲気が、マスターの即興曲演奏で一変。お客様方の誕生月を12音に変え(例:2月=レ、7月=シまで行ったら8月=ド#に戻る)、その5つの音メインに組み立てて、フランス風だけど途中ジャズっぽいノリの曲をサラリと演奏。ヴァイオリン+コントラバスの曲から急きょヴァイオリン(+ピアノ)に変更になって、舞台裏ではかなり大変だったろうけれど、そんなことを笑い飛ばしてしまう皆さん。ドヴォルザークのソナタ(?)、マスターのオリジナル曲、ピアソラなど。後半は黒木さんもステージ上カフェでの会話に加わって、トーク炸裂。演奏できずもどかしい思いをされていることでしょうけれど、焦らず、でも早く治して下さいね。カフェでお茶しながら、お話ししながら、合間に演奏するという進行なので、曲数自体はそう多くない気がしたけれど、数えてみれば結構弾いていたのかな?穏やかな昼下がりという感じで肩の力が抜けてリラックスできた。最後は「チャールダッシュ」でビシッと決めて、石田さんがお初の人もこれでトリコになったはず。お茶とお菓子をいただいて(お菓子はお持ち帰り)、ほくほく帰宅しましたとさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.01 13:19:00
コメント(0) | コメントを書く
[音楽(クラシック)] カテゴリの最新記事
|