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本当は「ぼったくり花売りカップル騒動顛末記」完結編を書かなきゃいけないんだけど
内藤みかさんの小説のトリビュートとか言いながら、 「あなたを、ほんとに、好きだった」のパロディ書こうと思ったんだけど やばい いい歳した、40に手が届こうとしている私が、この恋愛小説に しびれた。 しびれてしまったもんだから、思わずメルマガの内容を内藤みか号として、先ほど発行してしまった。 ということで、パロディはとりあえず脇においておいて、本日発行した メールマガジンを、こちらに転載してしまおう。 ------------------------------------------------------ ━━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 思い通りの人生を築く! セルフコミュニケーション道 新装第5号 2004/04/12 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■━━ ■恋愛小説の薦め 「うむぅぅ、これはすごい……」 正直、私は恋愛小説なんか一生読まんと思ってました。 だから、この本を読むのも、始めは正直ものすごく抵抗あったんですよね。 でも、著者が私の友人でもあり、本人からも「マジでお勧めよ♪」との強い プッシュもあったんで、仕方なしに読み始めたんです。 ……ところが…… 気がついたら、鳥肌立てながら一気に読んでしまったんです。 そして、思わずつぶやいてしまいました。 「これはすごい」 と。その本とは、 「あなたを、ほんとに、好きだった」:内藤みか著 なにがすごいか。主人公の中に湧き起こった感情を、こんなに詳細に書き 切っているというところがすごい。 まるでその感情を手にとって、ありとあらゆる角度から見つめ、音を聞き、 手触りや温度を確かめたようです。 この本の主人公は女子大生。一人の男に恋焦がれていく女子大生です。 ぶっちゃけ私は男ですし、もういい年してますんで、恋に悩み苦しむ女子大生 の気持ちなんて、これっぽっちもわかりません。わかるわけがありません。 しかも、恋に狂ってエゴイスティックになっていく、というタイプ、私は はっきり言って大の苦手です。 そんな女性の気持ちなんてわかりたくもありません。 しかし、この本の主人公の女子大生の気持ちが、この苦手なタイプの女性の 気持ちが、読んでいる私の中にどんどん入ってくるのです。 そして、いい歳こいた男の私が、もう狂おしいよな、息が詰まるような感情 に、どっぷりと漬かり切ってしまったのです。 そして、今しがたその本を読み終えた私は、今回のメルマガのネタを思い ついたのです。 というわけで、前フリが長くなりましたが、本編スタートです ■自分の感情といかに付き合うか セルフコミュニケーションの重要なテーマの一つに 「自分の感情を無理なくコントロールする方法」 というものがあります。こういうと、 「感情なんて自分じゃどうにもなりませんよ。どうにもならないものに対して コントロールなんて出来るわけ無いじゃないですか」 と言う人が出てきます。気持ちはよくわかります。確かに簡単な話じゃあり ません。 でも、きちんとステップを踏めば出来ない話じゃないのです。 自分の感情をコントロールするために必要な第一歩は、まず 「今の自分の感情の状態をきちんと知る」 ということなんです。客観的に、現在の自分の感情がどうなっているのか、 これを理解することが、感情を無理なくコントロールする第一歩となります。 もちろんこれも簡単にできる話ではありません。かなりの練習が必要となり ます。 そして、この効果的な練習方法として、 「恋愛小説をじっくり読む」 ということがものすごく効果的であるということが、友人の本を読んでわかっ たのです。 恋愛っていうやつは、人間関係の究極の状態であり、その中で、ありとあら ゆる感情が湧き起こってきます。それは、 無償の奉仕であったり独占欲であったり、 信頼感であったり猜疑心であったり、 博愛であったり競争心であったり…… ひと言で「恋愛感情」といっていますが、その中にある感情は、決してひとつ だけではありません。人間界で起こりうるあらゆる感情の集大成がこの 「恋愛感情」 というものなのかもしれません。 魅力のある恋愛小説は、その恋愛感情と言う中に潜む心の動きというものを、 しっかりと書き込んであります。 そして、魅力のある恋愛小説は、必ず読んでいて「あるある!」とか 「そうだよねー!」と思えるような、感情移入できるような書き方になって います。 ですから、自分の感情の状態をきちんと知る訓練として、恋愛小説を読んで、 どっぷり感情移入していきながら、自分の感情によって起こる感覚を観察 してみるのです。 これを繰り返していくと、今自分がどういう感情でいるのかが、冷静に理解 できるようになります。自分自身の言葉で説明できなくても、 「ああ、この感情はあの本を読んだ時に感じたあの感覚と同じだな」 といった形で説明できるようになるでしょう。 これを繰り返していきながら、自分自身の中に「感情のリファレンス」を たくさん持ちましょう。それが、感情をコントロールする第一歩である 「今の自分の感情をきちんと知る」 ことに非常に役に立つのです。 私はセミナーや映画などで、そういった練習をしていましたが、恋愛小説 にも相当のエッセンスが詰め込まれているとは気がつきませんでした。 作家というのは、心を観察し、表現するプロフェッショナルです。 普通の人よりも、その観察眼の鋭さははるかにレベルが高いのです。 この能力を利用しない手はありません。皆さんの感情を代弁してくれるような 表現豊かな恋愛小説をたくさん読んで、あなたの中の「感情のリファレンス」 をたくさん増やしていってください。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ 『セルフコミュニケーション道』語録・その3 感情のリファレンスを数多く持とう! ^^^^^^^^^^^^^^^^^ 小説を読み、作家の観察眼を積極的に利用しよう! ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ 最後にもう一度、今回のテーマのきっかけになった恋愛小説を紹介して おきましょう。 「あなたを、ほんとに、好きだった」:内藤みか著 ちなみに、ただいまキャンペーンをやっているそうです。プレゼントもある そうですが、それについては、こちらをご覧くださいませ。 → http://www.micamica.net/murakami2.html ちなみにこの方、楽天日記もやっています。売れっ子作家のパワフルな日常 生活を除いてみるのも面白いですよ。 → http://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/ ちなみに、この人のエッセイが、これまたすごい! 私はこの本読んで卒倒 しそうになりました。特に男性、読んでください。女性の偉大さが身に染み ますです(^^;; 「奥さまは官能小説家」 ……なんか、宣伝みたいになってしまいましたが、私自身マジでお勧めして いますんで、是非読んでください。特に奥さんや恋人とうまく言っていない 男性。女心をこれで勉強し、女性特有の感情のリファレンスをたくさん作って くださいね。 ------------------------------------------------------ ひょっとして、まだこのメルマガを登録されていない方、 こちらから登録してね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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