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翻訳の再校のチェックを開始する。ここまで来るとかなり形になってきているので、細部を手直しして仕上げる楽しみも出てくる。先の誤訳騒動のあった後なので訳文を原文と付き合わせながら、日本語の凸凹をならしてゆく。ただし、初校でこなれた日本語にしようとするあまりに原文から幾分逸脱しかかった部分を、つまり意訳しすぎた箇所を、再校で原文の方へと引き戻す作業もあるので、ただならしてゆくというわけにもいかない。
神経を集中する作業なので疲れているときには向かない仕事だ。エネルギーを温存して充填状態にあるときを見計らって推敲を進めていく。授業での消耗を想定しながら進めていくにしても今月中には終わらせたい。最初に原稿を提出してから再校までの間には、いろいろとそっち関連の出版物も出ているのでなるべくチェックしている。固有名詞や専門用語の訳などは参考になる。 誤訳はもちろんだが誤植も避けたい。だが、再校を見ると誤植がところどころ目に付く。これもなんとか減らしたいものだが、自分の管轄外でもあるので難しい。 船の精巧な模型をちまちま作っている感じである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月14日 01時57分55秒
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