テーマ:仕事しごとシゴト(23434)
カテゴリ:外に出よう
転勤で引っ越してきて早くも2ヶ月半が過ぎ、新しい土地でたくさんの人と知り合いたいという気持ちもあって始めたバイト。
みなさん気さくな方で楽しくお付き合いさせていただいてます。 その中で、なんとなく雰囲気が違うような、なんか?と思う若い女の子がいます。 ある日の帰り、残業になっていつも一緒に帰る人も先に帰ってしまい 私一人でエレベーターを降りると、玄関に彼女がいました。 私の姿を見つけると、駆け寄ってきて「時間ありますか?」と言いました。 別に急ぎの用もないし、知らない仲ではないので、一緒にお茶することにしました。 あれこれ話しをして、15分ほどすぎたとき突然彼女は切り出しました。 「ぱおさん、○○に興味はありますか?」 ん?なに?いま、なんつった?・・もしや勧誘・・・? 「実はですね、ぱおさんに絶対必要な○○について今日はお話したかったんです!ぱおさんは絶対に困っている人ですから!」 と、なんとも力強くあげた目はすでに獲物を狙う輝き? その後1時間に渡り、いろいろとご教授いただきました けど、私の耳はスルーパス。ブラジルチームなみの素早いパスです だって、興味ないし、必要ないし、なにより針がふれない 「あのね、私には必要ないし、そういう話はやめてください」 私ははっきり拒否しました。 話の中で、彼女は人生についてもお話してくれました。 彼女は学生時代の部活でつらかった話をしていました。 練習きついけど、記録伸びなくて大変悩んだことを話してくれました。 けどね、まだ自分の半分の人生しか生きてない人に人生語られても困っちゃう 両親が健在な人に親の死を語られ、親を早くに死なす人間は悪い業を持ってるとか言われても、まさに早くに父を亡くした私にはコメントできないし 彼女の話は部活ネタ以外は全て「こう言われてます」「こう聞きました」でした。 自分の体験ではないんですね。 残念ながらそれでは、絵に描いた餅をおいしいから食べてといわれるようなものです 彼女にはこれからもっとたくさんのことを実体験として、得てほしいと思いました。 言われたことを丸呑みにして頭の中で完結し、失敗を恐れて事を成さないより、まず自分の力を信じていろいろやってみてほしいと。 そうすれば、人を見る目を養われます そうすれば、私みたいな人間に声をかけてしまうような失態も防げます それにしても、なんだな~ 私って、そんなに困ってる人に見えたのか~ 「困ってません」って張り紙しとくか 翌朝バイトに行くとその日はブースの席順が彼女の隣になっていました。 彼女のほうが、気詰まりな雰囲気で、かえって申し訳なく思いました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月21日 21時44分22秒
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