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テーマ:DVD映画鑑賞(13976)
カテゴリ:感想【映画】
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その第3弾は、昨年公開の映画、「陽気なギャングが地球を回す」です。 この間読んだばかりの伊坂幸太郎さんの同名小説(2007/03/31の日記にてレビュー。)の映画化作品です。 原作はこちら。 いや~、面白かった! 原作もテンポの良い作品ですが、映画はそれ以上にノリの良いテンポとスピード感に仕上がってます。 ストーリーについても、原作を読んでいる人にも十分楽しめるように若干手が加えられていて、退屈しません。 観始めは、映像がどうにも嘘臭くって違和感ありました; カーチェイスのシーンとか、一瞬、すげースタント!と思ったら、オーバーなCGだし。 襲撃する銀行もやたらオシャレな異空間で、ギャングたちの格好もケバケバしいにもほどがある!っていう服装だし。 でも、徐々に、その行き過ぎた嘘臭さがこの映画の世界の空気を作りあげていって、どっぷりその世界に嵌ることができるので、明らかにうさん臭いんだけど、全然違和感がなくなります。 そのうさん臭さがまた良いんですね~ これは何? 監督さんの手腕? 脚本家さん? 美術さんもスゴイ。 そして主演の役者陣が素晴らしい! 大沢たかおさんはクラクラするほどカッコいいです(≧∇≦)! こんなカッコいい俳優さんだったんだー、と今更ながら驚き。 鈴木京香さんはいつもに増してピリッとした美しさが冴えます。 松田翔太さんも若いに似合わず演技が上手! 松田龍平さんも上手いし、さすが血は争えませんね~。 なにより、佐藤浩市さんが最高でしたね。 原作を読んでるときに描いていた響野とビジュアルイメージは違いますが、すごいハマリ役でした。 すごい役者さんです。 その他にも古田新太さん、大杉漣さん、松尾スズキさん、などなど個性的な俳優さんたちがゾロゾロと出てきます。 松尾スズキさんなんて、松尾さんである必要があったのか?って感じの役ですけど、数少ない登場シーンがこの映画にコミカルな味付けをしてくれてます。 大倉孝ニさんはTVドラマでも良くお見かけする役者さんですが、いつもこんな役どころで今回もまた、、、と思いきや、意外な働きをしてくれました 加藤ローサちゃんは原作の祥子さんのイメージではないですが、これら俳優陣に瑞々しさを加えてくれてます。 それと、音楽がとても良いです! なんていうんだろう、ジャンルとしては。 R&B? 歌ってるのは"Skoop On Somebody"。 お名前だけは聞いたことあります。 驚いたのはエンディング!! 劇中挿入される主題歌は日本人の男性グループだとわかるんですが、エンディングは女性の歌声で、英語も違和感無かったのでてっきり、外国の歌手の方の曲を持ってきたのかとおもったら、なんと、 和田アキ子さんでした!w(°o°)w Skoop On Somebodyとのコラボ。 良い曲です。 それにしてもベタ褒めなレビューだな~(-_-;) だって面白かったんだもん。 脚本、美術、演技、音楽、どれも高レベルなのです。 ところで、ゾウのキリンのクイズの意味がイマイチ良く分かんなかったんですけど、、、。 何か深い意味があるのか、意味がないことに意味があるのか。 ⇒映画の公式HPへリンク。 ⇒【CD】「陽気なギャングが地球を回す」オリジナル・サウンドトラック』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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