放射線量を測る装置が 高いのに 品切れ状態が続いています。
首都圏では、主婦や母親たちは、1日 7500円もする
しかも 子供がいる場合 7500円なので 子供がいない家庭では
レンタル料金は もっと高くなります。
放射線測定機(線量機)を レンタルで借り 子供たちの遊ぶ公園や広場
土に近い部分を 測定し 情報を得ています。
福島の原発から200キロも離れているのに 皆 行政の情報の少なさに
苛立ち 安全と安心を確保するために 借りたり買ったりしているようです。
放射線量測定機は、1台 4万円~25万円程度。そのうち売れ筋は、5~6万円の
価格帯、主婦や 子育てママにとって高い買い物ですが、
小さいお子様がいる お母さんは 必死です
それだけ 母親たちの欲しい情報が 得られない・・ということですよね。
(テルモの25万円の放射線測定機のレンタル金額は、1日7500円)
空間放射線量の調査状況は、大気中の放射線の量(ガンマ線)を、
モニタリングポストと呼ばれる据え置き型の装置で測定し公表しているものの
文科省のモニタリングポストは、各都道府県に1つしか設置されていません。
首都圏でモニタリングポストが 設置されているのは、
群馬県前橋市 埼玉県さいたま市 東京都新宿区
栃木県宇都宮市 千葉県市原市 神奈川県茅ヶ崎市と限られています。
しかも モニタリングポストは、高さ3メートルのところに設置してあるところもあれば
高さ18メートルに設置してある地域もあるほどなのです。
本来 人間の身長は、50センチの赤ちゃんから・・背が高い人でも
2メートルは、ありません。だから モニタリングポストの3メートルも
おかしな数値なんですよね。
母親たちは、子供が遊ぶ場所に放射線量 身近な生活圏内で
自分で常に数値を計りたい と考えているようです。
天気によって 公園でも 木のベンチ 滑り台 砂場 芝生など場所によって
数値が変わります。
砂場は、雨で 放射線が 降っても 地下に沈ぬので 意外と 数値が低く
木のベンチは、雨と一緒に放射線が降ったら 木のスキマにも 沁み込み
意外と 放射線量が 高くなるのだそうです。コンクリートや金属の場合
風で 流れていくケースが おおいといいます。
芝生は、細かい葉っぱの表面に 放射線が たまりやすい・・など
測定すると さまざまなことが 確認できます。
最近では、行政が 細かく調べて ホームページに掲載する地域も増えているものの
逆に 問い合わせが 増加しているといいます。モニタリングポストの結果と
実際に母親による測定した数値の違いに関する問い合わせが 多いそうです。
いまだに 明確な安全基準が ないまま 翻弄される 母親たち。
文部科学省の発表資料に基づき、全国の放射線量を提供しているのが
全国放射線量マップ
福島第一原子力発電所の事故を受けて都道府県が行っている放射線量の観測結果をNHK
がまとめたページが
各地の放射線量