カテゴリ:農苑より
今日はまたまたログハウス材切り出しへと名寄のカラマツ林へ向かった。 というのも、今回のログハウスでもし万が一、足りなくなった場合のことを想定して(23本ではギリギリらしい)、少し余分に切っておくことになったのだ。 まだ今なら間に合うのだ。 さすがにここ何日かは天気にも恵まれて、雪解けが進んできた。 町内・市内は日々の雪の減り具合がわかるほど。 しかし、この名寄の山は別。 除雪されていない道でさえ依然として雪はまだ1メートルほどはある。 そしてこのカラマツ林も同じ。 そして驚いたのが雪の質。 前回2月に木を切り出したときは、雪の深さは相当あったが、サラサラで軽かった。 しかし、今回のはガチガチ、スコップが重い、重い・・・。 なるほど、だから2月に木を切るのだ。雪が多少なりとも少なくなっても この時期の作業は手間取るのだ。 比較的小さめの(といっても直径20センチ前後)を選んで、まず周りの雪を掘る。 そして、受け口(切る方向とは逆の方向に切り込みを入れる)・追い口(切りたい方向へとチェーンソーを入れる)と二段階に分けて木を切っていく。 しかし、今回5本切らせてもらったが、あいにく3本はうまく切れず・・・。 思うような方向に木が倒れなかったり、チェーンソーが木に挟まってしまったり・・・。 ものすごい自己嫌悪になってしまった。 自分が情けない、そしてせっかく切らせてもらう木に対しての申し訳なさ。 これは自分の集中力・精神力が足らないのだ。 ただ漠然と木を切るのではダメなのだ。 特に木を切る時期としては少し時期はずれ。 慎重にやっていたつもりが、焦りと共に調和が乱れてしまったようだ。 5本目を切り終わった頃には、ものすごい疲労感が襲ってきた。 朝をほんの軽くしか食べていないということも一つの原因かもしれないが、 これは自分自身の問題であることは間違いない。 申し訳ない心でいっぱいだ。 しかし、それでも終わった時、彼らは受け入れてくれたように感じた。 やさしいのだ。 無茶はせず、どう向き合い、どう調和をとっていくか。 難しい、ほんとうに難しい。 by Yasu お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.10 07:31:36
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