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2009.04.24
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カテゴリ:農苑より

こちらは雪解けも進み、晴れれば日中は15℃くらいまでには上がるようになってきた。
もっともまだまだ雪の降る日もあるが・・・。

昨年、骨組みだけ建てたハウスのビニールを張るのは諸事情によりもう少し後、
ということでハウスの中で育苗できない間、それでもそろそろ播種時期であるので、日中は外、夜はセンター内で野菜苗を育てることにした。
トマト・キュウリ・ピーマン・玉ネギ・ネギ・サンチュetc・・・。自分たちで食べるものは今年は最低限自給しなければならない。
種はほとんどが固定種(昔からの種。長い年月をかけ環境に適応しながら、種として生き延びてきた種。それらは、親から子へ品種として一定の特徴が受け渡され安定している。
それに対して今主流なのがF1種。一代雑種を意味する交配種のこと。これは人為的に開発されたもので、従来品種よりも多収性や均一性で勝っているが、種ができなかったり、できたとしても親とは違う性質になるなど、品種として一定しない。)。

福井から種採りして持ってきたものもあるが、だいたいはこちらでいただいた種。ねぎなどは昨年こっちで種採りしたもの。

まだまだ外気温が低く、ハウスではないので、うまくやれるかどうかは未知数だが
今年北海道にきてから、いわゆる「農」という行為はほぼ始めてであったので、嬉しくて胸が躍る。
やはりこの時間がなんともたまらない。
「農」を行じている時間は格別。


種まき

土は昨年、ため池を作るときに出た笹薮の表土。それに米ぬかとくん炭を混ぜ合わせたものを使う。

ある人が言っていたが、F1品種は肥料を入れれば入れた分だけ育つが、肥料を入れなければ育ちが非常に悪い。
一方、固定種はいくら肥料を入れようがある段階まで入れると成長は変わらなくなる。そして肥料がなくとも自分でなんとかしようという力を持っているという。
今じゃ、種と肥料と農薬はセットになっていて、「~の肥料」という風に野菜の種類まで特定されている。
たしかに野菜は容易に育つ。しかし、そこには野菜の個性がなくなっているような気がする。
昨年、成長途中で雪に埋もれてしまったハクサイが雪解けと共に復活してきたのを発見した。
こんな風に野菜は野菜の生命力があるはずで、人が手をかけるのはごくわずかなはずなのだ。それを人間の都合のいいように種まで操作してしまうのは恐ろしいことであるし、
そのうち野菜から苦情が出ることだろう。
(すでにF1種の野菜自体の生命力は弱くなっている)

人間ができることといえば、その野菜の生命力を一番発揮できる舞台をそっと用意してあげること。後はもう好き放題してもらえばいいのだ。
その為にも、その野菜がどんな舞台が好きなのかを見極める必要があるのだ。


いよいよ、この種まきから北海道も本格的なスタートだ。

by Yasu





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最終更新日  2009.04.28 19:48:56
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