カテゴリ:農苑より
今日はお昼から BEEという自転車で稚内から沖縄まで自転車で旅をしている(エコツーリング)7人が農哲学院を訪れた。 そもそものつながりは、福井で英語の先生をしているJODYという友人。 今年のBEEのリーダー・セイラムの友人の友人がJODY、という遠い縁ではあったのだが つながった。 参加者の一人が下川町の英語の先生だったりするので 何か縁を感じる。 彼はカナディアンとのハーフなのだが、それもまた何かの縁を感じた。 (一応、カナダに一年滞在しておりました。) 最近、夏休みということもあってか農苑を見学にきたり、こうして旅の途中などで 短期滞在する人も増えてきた。 みんなこういう旅をするだけあってか、日本語が達者。 英語でどう農苑のことを説明しようか考えていたのが馬鹿馬鹿しくなったほど。 短時間しかいられないとのことだったので、 田んぼの草踏みを体験してもらうことにした。 集団で田んぼに入るというのは面白い。 昔はそれが当たり前だったのに、 今ではこんな「農体験」でないと中々実現しない。 昔は田植えや稲刈りなどは「ハレ」の日だった。 儀式でもあり、お祭りでもあった。 早乙女が一斉に田植えする姿は圧巻であっただろう。 そんなことを実現したい。 一人、二人だと終わりが見えない作業でも 集団であればあっという間に終わる。 ・・・しかし、今回の草踏みは時間の関係もあってか一列で終わった。 でも、土に触れてもらうことで、 「楽しい」と思ってもらうことが一番。 終わった後は、保存しておいた白樺樹液で乾杯。 「来年は、1泊はしたい。」 帰り際に、リーダーのセイラムが言った。 あまりにも短すぎる時間。 そしてこちらも「農哲学院」について 伝え切れなかった部分が多々あった。 「生き方」としての農。 そして「いのち」と「いのち」のつながり。 単なる「農体験」で終わるのではなく 裸足で大地とつながってみて、何かを感じてもらえただろうか。 by Yasu お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.17 22:00:35
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