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ノウテツ

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2009.09.20
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カテゴリ:心の窓

9月19日。
いよいよ「いただき繕」の会の本番。

朝、4時半に美深センターを出発する。
下道で休憩をはさんで約4時間半かかる。
250キロも離れているが、北海道の道は快適に走ることができるので
それほどの距離感は感じない。


向かう途中、AKKOと話しながら
なんとなくストンと落ちるものがあった。
天から言葉が降ってきたような、こないだのプレいただき繕の会の、
あの時の感覚と似ている。

良い日になりそうな予感がした。


今回の参加者は6名。
何名か都合が悪くなってこれなくなったとのことであったが、
ちょうど良い人数。
嬉しいことにMOKU代表の大亮さんも唯一の男として参加。


農哲学院の紹介から始まって、
いただき繕の話へと移行する流れは前回と同じ。

ただ、今回は完全に僕が単独で説明を全部行った。

あの時の感覚には到達できなかったが、
それでも農哲学院や貊塩の紹介は
胸が躍るような感覚だった。

自分が実践して実感したことを話せる喜び。


ものごとはシンプルなのだ。
畑にいると、それだけで自分が満足できる、
それだけで自己完結できてしまえそうな自分に気付く。

ほんとうに必要なもの・ことが何か
それは自分が生きていくためなのだけれども
他(人や生物、野菜などまわりにあるすべてのもの・こと)との関係で
それを考えていくと、そこに感謝と謙虚さがないと
生きていけないことに気付く。

だから、昔の人はほんとうに感謝をして食べ物をいただく時に
「いただきます。」と言っただろうし、
田植えするときや正月なども
心底、良い作物が取れますようにとお祈りしたに違いない。

そして、そういった感謝と謙虚の気持ちが充分であり、
生きることができたのならば、
それ以外のことはあんまり必要ではなかったのではないだろうか。


そんなような事を朝、札幌に向かうときに言葉として降ってきたし、
今回のいただき繕の時に少しは話しできたような気がする。


農を実践するということは、すべてにつながる。
「いただき繕」の精神ももちろん。
それはつい最近まで、ほとんどの人が百姓であったことからもわかる。
「百姓」=人間の生の営み。 
衣食住、生きることすべてがつながっていたはず。

そんな「農」に今携わることができて幸せだ。
これが人間本来の生き方なのかもしれないと
おぼろげながらも感じることはある。
もちろん、ほんのその断片だけだろうけれども。



反省点はいろいろあったが、
可能性を感じた一日だった。

さっそく、いただき繕を実行したいという方もいらっしゃったし、
「うちの店にも貊塩を置きたい」という方も。

感謝で胸がいっぱいになった。


きっかけはほんの小さなこと。
でも可能性は無限大、
できないことはないのかもしれない。

支笏湖にて

(早朝の支笏湖上からの朝日)

by Yasu





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最終更新日  2009.09.21 18:58:32
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