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![]() 2010年より、新たな貊農苑がはじまる水田は、イタリア共和国北西部、スイスとフランスの国境に位置するピエモンテ(Piemonte)州、Vercelli(ヴェルチェッリ)郊外にあります。 イタリア、ミラノとトリノの中間点で、トリノからは車で一時間ほど。 この地方の名産は、ワインとトリュフと、、お米! アルプスからの豊富な清流に育まれた歴史ある水田地帯です。 PIEMONTE ピエモンテ州政府観光局ホームページ<水田地帯> ![]() Google MAP 2009年8月。 農哲学院スタッフであり、ロンドンのいただき繕レストランのオーナーのルカの縁で、イタリアの農家さんを訪ねました。 この地で長年稲作を行ってきたフビョウ(Stocchi Fulvio)さんです。 ![]() 7年前から徐々に有機農法に切り替え、3年前からは全てを有機農法での稲作りを行っているとのことですが、その誠心があっても大規模な農苑であるだけにご苦労も多いことでしょう。 様々な自然農法を学び、実践してこられたようです。 今回、農哲学院の“相生農法”の話を聞き、招いてくださいました。 ![]() ここには、稲作りに欠かせない豊かな水があります。 稲は、福井農苑と同様・・・雑草と共にのびのびと育っています。 同様、まだまだ改善できることがあるようです。 ![]() ![]() ![]() ![]() 北海道よりも大規模な水田地帯。 当然日本とは違った農法ですが、その機械の大きさは半端ではありません。 ![]() フビョウさんは、母なる大地を極力傷めないようタイヤを小さく改良したりと心掛けていらっしゃるようです。 ![]() そして、今回の出会いが縁を結び、農哲学院が行う“相生農法”による稲作りを共同で行うこととなり、農哲学院の水田として2ヘクタール(2町歩)の土地を使わせていただけることになりました。 滞在できる部屋も用意していただけました。 ![]() 新しい貊(みゃく)農苑のスタートです。 新たなチャレンジ、念願のヨーロッパでのお米作りです。 年内には、稲作り経験者のスタッフ二名が、準備のため短期イタリアに入る予定です。 相生農法では、水が要です。 水が均一に流れるように畝を作り、現在のガタガタな大地を均さなければなりません。 そして、農法の検討。 イタリアには無い日本の田植え機を持ち込むことも検討しています。 “いのち”に対する最善に向けて・・・ 不効率だと思えても、可能性がある限りやるべきことは全て実践していきます。 私たちは農哲学院です。 ![]() そんな訳で、農哲学院ではイタリアに向けての準備がはじまりました。 実質的な過程も含め、心と身体の記録をこのブログに記していきます。 事が起こるときのパワーを、私たちと共に感じてください。 農哲学院同様、イタリア農苑に心を寄せていただけたら幸いです。 ありがとうございます。 (農哲学院一同) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.22 23:28:40
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