安曇野と立山黒部アルペンルート通り抜け2日間(バスツアー)
2日目雪の大谷晴れ/曇り10℃-26℃4:55 アラームがなる前に起きました。ちょっと早すぎました。TVで天気予報を見ながら身支度とパッキングをしました。ホテルに置いてあった使い捨て歯ブラシはバッグに入れて、朝食の後に磨いてから出かけるようにしました。6:10・・・少し早いですが、荷物を預けるのでロビーにおりました。食堂は開いていました。キャリーバッグに名札をつけて、昼食のお弁当を受け取ってから朝食を食べました。朝食は和食でした。干し魚の焼き物が、やっぱり辛めでした。今朝はお漬物、佃煮、梅干しは食べませんでした。お味噌汁は白味噌で薄めで美味しかったです。信州は赤味噌と思っていましたが・・・地図を見ると「糸魚川静岡構造線」より西側でした。「糸静線」周辺は東西の文化が混ざり合っている地域だとTVで見ましたが・・・味噌汁は白味噌でした。急いで歯磨き・・・これを忘れると歯痛を起こしそうで怖いです。7:00 白馬交通のバスで出発しました。傾斜の急な細い道をゆっくり上がって行きました。すれ違うのは観光バスか地元の車だけです。この道も地元の人でないと行き違いの場所がわからなくて走りにくい感じの道でした。途中長野オリンピックのジャンプ台が見えました立山黒部アルペンルートの出発地「扇沢」に到着しました。待合室に行くと、オープニングセレモニーが始まる直前でした。8:00出発の1便の乗客の後ろに並びました。トイレに行っている間に1便の乗客は電気バスに乗り込んでいました。ちょうどセレモニーというか・・・市長さんや関電の関係者の方が挨拶をされているのをTVカメラの後ろから見ました。くす玉が割られて終了。電気バスの見送りもプログラムになっているらしく、挨拶が終わると乗り場の方へ移動して行かれました。誰もいなくなった後の会場の写真を撮ったりと出発までの暇つぶしがいっぱいありました。8:30 扇沢駅(標高約1,433m)<①関電トンネル電気バス/乗車時間・約16分>先頭車両から順に乗り込んでいましたが・・・座席がいっぱいになったのか2番目のバスに誘導されました。前に止っている電気バスの屋根からトロリーバスのアンテナが出ていました。ここがトロリーバスだったけと思いながら写真を急いでとりました。後でパンフレットを見ると、電気バスの充電をしている所でした。発車するといつの間にか屋根に格納されていました。5台連なってトンネルに入って行きました。長いトンネルでした。中間地点で黒部ダムから来たバスとすれ違います。本来は黒部ダム建設資材を運ぶために掘られたトンネルなので、バスの最後に関電のバスも走っていました。出口付近に分岐があって、業務用の車が止っていました。破砕帯のエリアでは所々岩肌がトンネル内から見えるようになっていました。ここが一番の難工事だったとか・・・今も水が流れ続けているそうです。黒部渓谷の水量の豊かさに驚きます。関西に住んでいる私が便利に電気が使えているのは黒部ダムのおかげです。9:25 黒部ダム(標高約1,470m)トンネルを抜けてすぐに湧き水がありました。冷たい水をペットボトルにくみました。冷たい水が勢いよく出ていました。飲んでみると、石の味と言うか匂いがして美味しかったです。レストハウス1階の管理事務所で「ダムカード」をもらいました。初めてのダムカードです。今までダム堤を歩いたのは遙か昔に黒部ダムに来ただけだなと思い出しました。工事でなくなられた方の慰霊碑付近は立ち入り禁止エリアだったので、遠くから感謝の挨拶をしました。ダム湖は凍っていました。端っこは水の色が見えていました。黒部川への放水は雪の大谷が終わった6月からなので今は空っぽの黒部川が見えました。横から湧き水が勢いよく流れていました。手すりの間から底を覗くとクラクラするくらい高いです。まだ白い立山連峰を眺めながらダム堤を渡りました。中間地点の表示があったので、手すりの隙間からカメラを下に向けて写しました。深いです。発電所は地下にあると本にありました。ケーブルカーの駅があるトンネルの入口で集合しました。1人足りないと添乗員さんが慌てて何度も数え直している時に電話が・・・乗り場の前で待っていると連絡があったそうです。バスの中で何度もトンネルに入る前で集合と繰り返されていましたが、割とありがちなんですね。9:50 黒部湖(標高約1,455m)<②黒部ケーブルカー/乗車時間・約5分>凄い人でした。オープニングの日は大混雑と何度も言われましたが・・・広い黒部ダムでは実感しませんでしたが・・・狭い駅に入ると実感しました。一番下のドアから入れたので、窓にへばりつきました。凄い傾斜です。いままで乗ったケーブルカーとは比べものにならない傾斜です。ケーブルカーだけで400m上がります。トンネルの中を上がって行きました。黒部平のケーブルカーの駅を出ると、銀世界が広がっていました。展望台からロープーウェーが見えました。下の山は樹木の先っぽだけが見えるほど雪が積もっていました。10:30 黒部平(標高約1,828m)<③立山ロープウェイ/乗車時間・約7分>先頭近くに並んでいたので座れましたが、外を見たかったのでロープーウェー側面のガラス窓にへばりつくように立ちました。足元には雪に覆われた山が広がっていました。雪の中から所々木の先っぽが見えていました。雪の上は流れた跡がついていました。雪崩の跡???高いところを通っていると聞いていましたが、そんなに高く感じなかったのは雪が樹木の高さ以上に積もっているからでした。途中支柱が1本もないロープーウェーです。雪崩多発地帯なので支柱を立てない設計にしたそうです。ロープーウェーは山の斜面に掘られた穴に吸い込まれて行くように大観峰に到着しました。雪が深くて、建物の前を少し歩いただけでした。展望台に上がって見ましたがそんなに寒くはなかったです。裏毛パーカーの上に撥水加工をした単衣パーカーを羽織って風よけにしただけで十分でした。11:05 大観峰(標高約2,316m)<④立山トンネルトロリーバス/乗車時間・約10分>いよいよ今年で廃止になるトロリーバスに乗車です。添乗員さんが何度もこのルートを添乗されるベテランさんなので、バスは座れるタイミングで予約を入れてもらえました。案内係の人も前のバスの座席がいっぱいになったタイミングで次のバスに誘導していました。座席がいっぱいになったところで次は立って乗る人を前のバスから案内していました。トンネルの中で前を走るバスのパンタグラフが運転席の窓越しに見えました。このトンネルも中間地点で反対方向から来るバスと行き違いました。11:50 室堂着(標高約2450m!アルペンルートの最高所)いよいよ雪の大谷のある室堂に着きました。ここまで4つの乗り物に乗りました。発車時刻に合わせて解散・集合の繰り返しでせわしなかったですが、ベテラン添乗員さんのおかげで室堂の滞在時間が30分近く長くなりました。ゆっくりと「雪の大谷」を歩いて、お弁当を食べる時間が出来ました。室堂ターミナルから「雪の大谷」方面の出口は、高原バスの発着場の横なので除雪がされていて歩きやすかったです。高原バスが美女平との間を走る自動車専用道路の一部を雪の壁がある時期に歩行者道路として開放していました。片側1車線をバスが徐行して走っていました。ターミナルから離れて行くとだんだん雪の壁が高くなってきました。今年は14m有るそうです。触って見ると、表面は日が当たって柔らかくなっていました。GWを過ぎると壁が低くなると聞きましたが、確かにお天気が良いとどんどん溶けて行きそうです。雨が降って気温が下がると、溶けた雪が凍ってしまうんだろうなと想像しました。雪の反射が強くて、太陽に背を向けてもカメラのフレームが光ってよく見えませんでした。カメラキャップの部分がおかしくなっているのも全然気がつきませんでした。せっかくの雪の大谷の写真に影が映り込んでがっかりです。スマホで写真を撮り直しました。ターミナルの前の休憩場所でお弁当を食べました。冷たい風が吹き付けて、ここだけは寒く感じました。歩いている間は日差しが強くて熱いくらいでした。郵便局で風景印を押してもらえると聞いたので、行ってみると・・・5月1日からでポストも閉じられていました。残念・・・ミクリガ池の方に行ってライチョウを探そうと思いました。そう簡単に見つかる物ではないそうですが・・・室堂ターミナルを1歩出たら・・・こちらは雪・雪・・・私の靴では滑って歩けそうにないので、建物前の少し高いところまで上がって景色を眺めて諦めました。同じツアーの人でミクリガ池温泉の建物が見える所まで行った人と話をしていると・・・環境省のジャケットを着た人が通ったで、「ライチョウはどこで見られますか?」と質問をしているのを横で聞いていました。思わずどんな靴を履いているか見てしまいました。底の厚い膝下まである長靴を履いていました。雪が入らないようにひもで締めるカバーがついていました。トロリーバスの記念グッズを買って少し早めに集合場所に行きました。前のバスの乗客が後方に集合してたりして、バスの待合場所はごちゃごちゃでした。高原バスは時間が長いので座れる人数しか乗せてもらえませんが、今日は人が多いので臨時バスが出ているとか・・・時刻表に関係なくどんどんバスが発車して行きました。13:20 室堂集合<⑤立山高原バス/乗車時間・約50分>高原バスはさっき歩いた「雪の大谷」を徐行しながら通って行きました。バスの3倍くらいの高さの雪の壁が見えました。バスの中から見た方がより迫力があるように感じました。「雪の大谷」の区間を通過した後も雪の壁が続きました。途中室堂平より広い弥陀ヶ原を通りました。称名滝が見える所では徐行運転になったので写真が撮れました。滝が見える側に座っていました。角度のきついカーブを何度も曲りながら急な坂をバスは下って行きました。1,500mを一気に下るので、耳がツンツンて、バスに酔いそうになりました。朝酔い止めを飲んだのでこれくらいで済んだのかな・・・14:45 美女平(標高約977m)<⑥立山ケーブルカー/乗車時間・約7分>駅舎の外に美女平の名前の元となった「美女杉」がありました。ここのケーブルカーの乗り場も角度がきついです。今回も一番後ろから乗ったので後ろの窓にへばりつきました。外を走るケーブルカーなので、傾斜のきついのが見えました。特に発車してすぐの所が垂直に見えるくらい急でした。線路の間にケーブルが通っていました。ケーブルが通る滑車が斜めに取り付けられているところが有ったりと後ろならではの景色を眺めました。線路がカーブしているところが斜めに設置されているようです。下から来たケーブルカーとすれ違うと、ケーブルが1本になっていました。ビックリです。途中トンネルに入った以外は外を走るケーブルカーでした。前に乗ったら富山湾まで見渡せたのかな??15:00 立山駅(標高約475m)6つの乗り物の終着駅です。黒部ダムの建設のために作られたルートを通りました。現在もダムで働いている人の移動と保守の資材運搬に使われている施設を観光客に開放しているので立山まで誰でも行けるようになっているようです。標高2400mまで誰でも上がれるって凄いことなんだなと改めて思いました。駅舎は表から見ると普通の電車の駅のようでした。駅前にポストがあったので、室堂で投函するために準備したハガキを投函しました。立山の風景印も楽しみです。昨日大阪で乗ったバスが駅前で待っていました。15:25-15:45 立山アルペン村トイレ休憩。事前に注文していたお土産(白えびせんべい)を受け取りました。15:55 北陸道 立山ICから高速道路に入りました。平日の高速道路は大型トラックがいっぱい走っていましたが、停滞はなくスムーズでした。17:50-18:10 南条SAでトイレ休憩。次は多賀SAで止るはずが、大型車の駐車スペースがなく駐車場を通過・・・草津も入る前から満車情報で通過・・・大型車両が多い=SAもいっぱいって事でしょうか。道路の停滞はないのに、SAがいっぱいだなんて・・・ビックリです。20:00-20:15 桂川SA京都南ICを通過して桂川SAでトイレ休憩で止りました。新しいSAらしく、宝塚北SAと似た建物でした。名神高速も新御堂も渋滞はなくスムーズでした。20:50 新大阪 到着予定より少し早く新大阪に到着しました。今回も楽しい旅行でした。--------------------------------今回の旅行で使った費用の総合計:¥47,621・旅行代金総合計:¥41,190 旅行代金:¥39,900 クラブツーリズムパス会員割引特典:-¥1,000 オプション 2日目昼食弁当【古紫姫】:¥1,190 お土産【白えびせんべい】:¥1,100・JR新大阪(往復230×2):¥460・4/14ランチ:¥361・お土産合計:¥5,610 わさび農園 ¥1,950 キャラメル・絵ハガキ ¥580 お菓子 ¥2,380 トロリーバス記念セット ¥700--------------------------------#立山黒部アルペンルート#黒部ダム