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Nonsense Story

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2005.08.29
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カテゴリ:カテゴリ未分類
こういうドラマ、見たら眠れなくなるから見たくないんですけどね。
『さとうきび畑のうた』も、当時の職場の人が大好きだったため、話題についていくのに泣く泣く見ただけで。
(いろんな意味で本当に泣いた)


でも今年は、ああいうもの書いちゃったから見んといけんかなぁと・・・・・・(-_-;)
なんて、変な義務感から見てしまいました。


といっても、お風呂に入った時間の関係で、見たのは途中からでしたが。
あまりの怖さに、8月6日というテロップが出た時には、数分あいのりに変えてしまいましたが(おい)
でも、チャンネル戻したら、まだ投下十分前でした。


放射線を浴びて白くなっていく松たか子さんのアップが溶け出すのではないかと目を瞑りそうになりましたが、さすがにテレビではそんな映像は流さないんですね。


マサシのコメント返しにも少し書きましたが、広島県の学校に通っていると、あのエンディングで流れたような写真や映像を見せられる機会がよくあります。
目を覆って逃げたくなるような映像の数々を、小学校一年生から、又は保育園や幼稚園の頃から見せられるのです。


私の頃は、はだしのゲンなどのアニメ映画も見せられましたが、そういったアニメーションでは、決まって光を浴びた人の顔が溶け出すシーンがあったんです。
目が飛び出てきて、唇がはがれ、髪が抜け落ちて頭皮や顔の皮膚が溶け出していく状況をスローモーションで・・・・・・。


R-15指定も真っ青です。


私は、そういった恐怖を刷り込むような平和教育のやり方には反対だったのですが、先日やっていたNHKの番組で、


原爆資料館を訪れたり語り部さんの話を聞いても実感が湧かない。
今が平和なのに現実味がない。


そんなことを言っていた修学旅行中の高校生を見て、やはり子供の頃からの刷り込み教育は必要なのかと恐ろしくなりました。


中には資料館を見て、こんなようなことを言っている学生もいました。


今は平和なのに、何故こんな気持ち悪いものを見せられなくてはならないのか。


私だって怖くて正視できず、走り抜けた人間です。
それでも先生に引き戻されて、何故こんなにしてまでと思いました。
今でも二度と行きたくありません。
でも、過去のことだからとは思いませんし、思えません。


あれは過去を知るためだけに展示してあるのではないと思います。
過去を学ぶと同時にその悲惨さを知り、同じことを繰り返さないように、繰り返したくないと見た人が思うように、展示してあるのではないでしょうか。


語り部さん達だって、あんな辛い記憶を思い出したくはないでしょう。
それを、二度と同じ経験をする人が出なくて済むようにと、辛い役目を買って出てくださってるんだと思います。


ある程度大きくなってから見聞きしたのでは、その凄惨さも伝わらないのでしょうか。
こんなことが、自分の身に降りかかったらとは想像できないのでしょうか。



徴兵されたために生き残り、語り部となった西田敏行さん扮する年明の言葉。


「いつまたあの悪魔が降ってくるか不安でならんのです」


被爆者でもないのに、私が子供の頃からずっと抱き続けてきた不安です。


全ての国の指導者が、自分の頭上にあれが降ってくる画を想像することができたら、抑止力としてでさえ核開発や核の保有など考えなくなるのではないかという気がします。


ほぼ即死に近い状態だった長女や次女は、かわいそうですが、視聴者の想像に委ねられたあの後の地獄を体験せずに済んだだけ、まだマシな方でしょう。
全身黒焦げになり目が潰れて・・・・・・という三女は、少しの間生きていたかもしれません。
彼女の痛みや体験を思うと、辛すぎて目を背けたくなります。


楽天の感想日記をちょこちょこ見てみると、あのドラマが原爆が落ちるまでの人々の日常を描いていたことで、原爆資料館を訪れたり語り部さんの話をきいただけではピンとこなかったという方達にも、少しは戦争の悲惨さや核兵器の怖さが伝わっているように感じました。


家族をあんな形で失ったら・・・・・・
愛する人が影だけになってしまったら・・・・・・
幸せの絶頂で理不尽に命を奪われたら・・・・・・


そんなふうに、自分に重ね合わせて考えられたという感想が、チラホラ見受けられました。
それは今の世の中でも自然災害などで起こりうることだけれど、人的原因で起こしてはいけないと。


その延長で、あのエンディングで流れていたような状態を自分に重ね合わせてみてください。


真夏に大火傷を負い、不潔な環境で満足な手当ても受けられず、あなたの体に蛆が這い回る状況を。
あの放射能で髪が抜け落ちていた子は、あなたの子供だという状況を。


それが原子爆弾です。
核兵器です。


そして、戦況によっては、それを使うことが許されてしまうのが戦争です。


『正義の戦争』とか『正しい戦争』って言葉があるけど、『戦争をすること』自体が間違ったことなんじゃないんですか?


中には『平和の為の戦争』なんて言葉もあります。


イマジンは素晴らしい曲ですが、争いのない世界だけを想像していたのでは、核兵器のない平和な世界は訪れないのかもしれません。









身の程知らずにも、くそエラそうなことを書いたような気がします(汗)
お気に触った方がいらっしゃったらごめんなさい。
怖がりのアホの戯言と読み飛ばしちゃってください~。





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Last updated  2005.09.02 00:14:48
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ふーたろー@ Re[5]:奇妙な隣人 9.5.猫 3(06/11) あやきちさんへ 返信大変遅くなって申し…
あやきち@ Re:奇妙な隣人 9.5.猫 3(06/11) お久しぶりです、お元気でしょうか? 今…
ふーたろー5932@ ぼっつぇ流星号αさんへ お返事遅くなりまくりですみません! こ…
ぼっつぇ流星号α@ いやー 猫がいっぱいだーうれしいな。ありがとう…
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