カテゴリ:その他
皆さまこんにちは。ワタクシのセンバツ番狂わせその6をお送りします。
今日は1990(平成2)年の第62回大会です。 この大会はワタクシが高校を卒業した直後の大会で、「とうとう自分より年下の選手が主力になるのか」と思わず感慨に浸った思い出があります。 この大会は近大付(大阪)が優勝するのですが、その近大付と優勝争いをした初出場ながら勝ち上がってきた高校の話です。 その高校は新田(愛媛)。元松山商で、あの1969(昭和44)年夏の決勝で延長18回引き分け再試合の末優勝を果たした一色俊作氏がチームを率いていました。 初戦から前橋商(群馬)を9対1、日大藤沢(神奈川)を5対4、高松商(香川)を4対0、北陽(大阪)を延長17回の末、池田のサヨナラホームランで4対3と下して決勝へコマを進めました。 二回戦の日大藤沢戦では1対4の3点をリードされた9回ウラに1点を返した後、宮下が逆転サヨナラ3ランを放ちました。 準々決勝の高松商戦では前年の四国大会の借りを返す形で、エースの山本が相手打線を5安打完封。打っても自らホームランを放つなど大活躍でした。 準決勝の北陽戦では2点リードされた8回ウラに宮下が2ランホームランを放ち同点に追いつき、延長戦へと突入。引き分け再試合かなと思われた延長17回ウラに池田がサヨナラホームランを放ち、決勝へとコマを進めました。 ちなみにこの日の準決勝は2試合とも延長戦で、第一試合は近大付が東海大甲府(山梨)相手に延長13回ウラに相手エラーによりサヨナラ勝ち。そして第二試合にもかかわらず新田と北陽戦はナイターの延長戦でした。 決勝は新田もさすがに力尽きたのか、これまでの打線の勢いが見られず、結局2対5で準優勝でした。 夏は県大会の決勝で松山商と延長戦の攻防の末敗退。結局新田はこれまで通算6度県大会の決勝まで勝ち上がっていますが、未だ夏の大会には出場していないままです。 一方優勝した近大付の夏は5回戦で柏原(現東大阪大柏原)相手に延長戦の末3対4でサヨナラ負け。この年の夏の大会はセンバツベスト4組が県大会で散った大会でもありました。 ひとまずこれで過去のセンバツのふり返りは終了します。明後日はいよいよ組み合わせ抽選会。これからは今年のセンバツに関して書いていきますので楽しみにしていてください。
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Last updated
2018/03/14 10:54:41 AM
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