NY152じょーふぉっくすのブログ
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徒然なるままに書き散らしたじょーふぉっくすのブログ、お読みくだされえー
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クリント・イーストウッドの映画は昔からまあまあ観ている方だ。 子供の頃の「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」のマカロニウェスタンの時代から、「ダーティ・ハリー」シリーズのハードな刑事、アカデミー賞受賞作「許されざる者」の情けない賞金稼ぎ、不倫・純愛「マディソン郡の橋」、ちょっと前なら「ミリオンダラー・ベイビー」「硫黄島、、」二部作などなどだ。 ★枚数限定&両面印刷★[初版ポスター] グラン・トリノ (クリント・イーストウッド) [A-DS] 本人が出ていない「チェンジリング」は、残念ながら観ていないが、今回の「グラン・トリノ」は、正直、あんまり内容知らなかったんだけど、職場のおねーさんに「観ますよね?」と言われたこともあり、こりゃ観たほうがよさそうだ、話を合わせるネタに、と思った次第です。 だいたい「グラン・トリノ」(フォード社グラン・トリノ72年型)が何なのかも知らなかったわけですから、いいかげんなもんです。事前にAERAの映画評論(なぜか国際政治学が専門の東大大学院教授藤原帰一さんがやっててツボをついている)で、なんとなくちらっと筋を読んだ程度で、朝から一人シネコンの切符売り場に並んだ。 後ろのおっさんカップルが、「なんやったっけ題名?あ、そう、そう、グラント・りの!」、区切りが違うやないか~い!と乾杯しながらツッコミをいれたくなった。このおっちゃん、何も知らず奥さんに連れて来られたに違いない。 笑魂シリーズ::髭男爵「ルネッサンス~逆に聞こう、何が面白い?~」 意外というか、客席は前のほうのシマ以外は珍しくほぼ満席で、いつも比較的空いている一番後ろを指定したが、私の両側にもお客が座った。 朝鮮戦争から帰還後、フォードの組み立て工として働き、今は年金暮らしをしている主人公の奥さんの葬式から始まる。 息子は二人いて、孫たちも参列しているが、へそを出したTシャツを着ていたり、悪ふざけしていたりで、それを目にするたび「ごるぁ~」と唸り声をあげる。 その町はだんだん白人は出て行き、じいさんばあさんがベトナム戦争でアメリカに協力して逃げるように渡ってきたと思われるラオスのモン族の家族が越してくる。 最初は毛嫌いし、接触をいやがっていたが、その隣家の少年や姉たちとちょっと風変わりな友情のようなものが芽生えてくる。しかしその少年のいとこたちチンピラグループがその平和をかき乱すようになる。 チンピラ達が少年にグラン・トリノを盗ませようとしたり、町で姉が絡まれたり、トラブルがある度に、主人公が現れ、「暴力には暴力」的な、まさしく老ダーティ・ハリーを彷彿させる活躍するわけだが、逆に少年と姉を追い詰めてしまうようなことになる。朝鮮戦争で若いアジア人を13人以上は殺したと言っていたが、そのことが心の傷になっているのか、主人公の心も揺れる。そして最後に立ち上がるのだが、、、 町に派遣されてきた新米の神父が、主人公の奥さんから「懺悔をさせてやってほしい」と遺言を託され、何度もすすめられ、なかなか言うことをきかなかったが、チンピラたちに立ち向かう前に懺悔をする。このあたりはキリスト教文化のわからない私たちには理解しにくいところだが、ラストシーンを見て、なんとなく腹に落ちることになる。んんん、そうなりますか 普通、エンドロールが始まると多くの人が立ち上がってしまうことが多いと思うが、イーストウッド自身の歌と思われるしわ枯れた声に引き込まれるように、最後までほとんど立つ人がいない。 ストーリーも今でも結構、頭にあるし、何ともじい~んと余韻の残るものになっている。 そういえば、少し前にDVDで観たジョン・キューザック制作主演の「さよなら。いつかわかること」奥さんの方が軍曹としてイラクに赴任中戦死し、訃報を受け取った主人公が小さな娘二人に伝えられず三人で旅に出る話で、ここでもイーストウッドが心にしみる音楽を書いていた。 ところで「グラン・トリノ」で主人公のセリフ、AeraEnglishでも解説してたような気がするが、"I got the best woman who was ever on this planet to marry me"(「俺は世界で一番の女に出会った。」= 私は、この地球で生まれた最高の女性と結婚した。)前に進もうとしない少年に言う言葉、ジンときます。 でも、職場のおねーさん、人には「観ますよね?」と言いながら、こいつ観てないわけですわ、、話のネタにならんやないかあ~い! ボンジュール
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