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まったり Oneday

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2017.02.22
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昨今では「イクメン」なる言葉を耳にするようになりました。

イクメン・・・ご存じですか?

育児(イクジ)する男性(メンズ)→ イクメン

ではないかと思うのですが、
この頃ではベビーカー押すパパ、育休(育児休業)をとるパパ、
メジャーになってきていますね。

夫婦で子育ても手を取り合って協力し合って、ということ、
お互い「親」として子と関わる大切さ、が重視されています。

親として大人としての当たり前のことという大前提のもと
もう一つ
他に「日ごろ企業などでお仕事している人」の大多数である「男性」に
ぜひとも子どもとの生活に関わる大きな意味があるのではないか
と思ったので書きとめてみたいと思いました。

***

育児。
赤ちゃんのころから子どものお世話をしてきた人は
大人と暮らすそれとは違う、
子ども中心の生活を経験されているでしょう。

何度も授乳して
何度もおむつを替えて
時にはお尻を洗って
抱っこして 寝かせて 寝なくて 自分も寝れなくて

だんだん大きくなってくると
ハイハイするようになって
後を追いかけてくる
トイレもゆっくり入れない お茶もゆっくり飲めない


とにかく
大人のペースが通用しない。

小さい子との生活はそういう感じです。

外出するにも 大量の荷物
授乳はどこでしよう おむつはどこで替えよう
電車の中で泣かないかな?
ベビーカー邪魔って言われないかな。。。

とにかく
周りの目を気にしてないといけないような空気。

神経張り詰めてます。

そして・・・家で赤ちゃんと二人・・・
今日、大人と話してない・・・
そんな毎日。

***

たとえば、仕事と家事育児を家族で分業しているとしましょう。
父親が仕事に行き、母親が専業主婦だったとします。

どちらが大変とか そういう話は抜きにして

じゃあ、基本、家事育児は母親の担当、としましょう。
上記のような、大人同士で暮らしていたらまず経験できない日常を
母親が送っています。

この母親が送っている、一見「非日常的な日常」は
子を持つ人がほぼ経験していることです。

もし男女比が同じで、
どちらかの性が子育てしているとしたら
半分の人がそういう生活の経験があるのかもしれません。

かなり乱暴な理屈ではありますが、
とにかく世の多くの人が、そういう「非日常」を経験しているということです。


***
そして、一方、社会人としてお仕事をしているお父さん。
お仕事といってもいろんなお仕事があると思います。
もちろん私が知らない仕事のほうが多いと思うのですが
どんな仕事にもつきものなのが「お客様」ではないでしょうか。

お客様の要望、ニーズを把握し、商品を開発したりする。
いわゆるマーケティング?というのでしょうか?
人々は何を思って何を欲しているのか?というのを
発掘せねばならない、という組織が多いのではないでしょうか。

昨今では、ママになった人が活躍する職場も多くなってきたと思うのですが
ここで、「子育てする人の強み」というものが活かされるのではないかと思うのです。


だって、世の中の多くの人が経験している
小さい子との生活。
ほんの数年、とはいえ
人とは、生きるとは、生活するとは・・・。
そのギリギリのところを体験(大げさでなく)しているのです。

それを体験しているかしていないか、で
マーケティングに大きく影響すると思われませんか?

数値化するのが難しいのか・・・
私は研究者ではないので、調査もせずデータも持ち合わせていませんが

「子育て経験者の企業参画」が求められるのは
そこだと思うのですがいかがでしょうか。

***
「女性ならではの感性を」
「繊細な感性を活かして」

ということが女性活躍の理由として掲げられがちですが
むしろ私は女性もそうですが
男女にかかわらず
こういった「生きる、命を託される土壇場の経験の有無」が
企業活動、その他の職場において
アイディアを出したりする際、
お客様の日常を想定する際、
不可欠なのではないかと思う次第です。

そこに、「イクメン」の強みが活かされるかもしれない。
イクメンの「育」はまさにプラスされたキャリア。
(もともと日常的に育児に携わっている人も多く企業などでご活躍と思いますが
企業や役員等の現行の男女比率と育児経験、という意味であえて
「プラスされた」と記載させていただきました。)
そしてこの切り口は「育児」にクローズアップしての視点であることを
お断りしておきます。

ちょっと乱暴な意見かもしれませんが
ふとひらめいたので記録します。





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Last updated  2017.02.22 16:38:32
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