カテゴリ:ちょっと考えたこと
私だけではないと思うのですが、
白髪が目立ってきて、白髪染めを定期的にしている、という人は結構 いらっしゃるのではないかと思います。 白髪が目立って染める、となると、どのくらいの頻度で染めますか? 気付くと、髪の根元の白髪が目立って気になる…という人は、 3週間に1回とか、一か月に2回の頻度でカラーリングをする、という話も聞きます。 私ももう、10年以上、カラーリングをしていますが(白髪染め) 正直、染めに行くのも手間だったりもします。 時間、代金、皮膚などへのダメージなども気になるところ。 白髪染め自体は、そんなに髪にダメージがないように感じるので (薬剤によっては、カラーリングしたほうが髪につやが出る) 手間と料金、といったところでしょうか。(カット込で年間6万円くらいは使っているかも) *** 過去に、美容師さんにグレイヘアの話をしたことがあったように記憶しています。 (髪型などの相談をしますので) 「染めない、という選択もありますかね?」 と聞くと、 「まあ、ありますけれどね。ただ、どうしても年齢が老けて見えたりもしますよね。 あと、白髪はぱさぱさしやすいので、、、」 というような返事が返ってきたように記憶しています。 自分が持つ、グレイヘアに対するイメージも、 ・髪の毛にかまっていない感じ ・おしゃれに疎い人のイメージ ・老けて見える みたいなのがあります。 最近、本屋さんで見かけた本など、ちらっと見てみました。 グレイヘアまでの移行の過程などが書かれていて興味深かったです。 そこで思ったことがあります。 なぜ、グレイヘアがおしゃれに見えづらいのだろう? それは、自分の周囲などでも見かける中で、 グレイヘアは、手入れをしない人、おしゃれに頓着ない人のイメージが ついているからでは?ということです。 みている限り、身の回りにかまう人は、定期的に美容室で髪を染めている人が多い感じがするのです。 もちろん、白髪の割合が多い年配の方のばあいは、グレイヘアだけど きちんと整えているなとお見受けする方もいるのですが、 全体的に、おしゃれっぽい人は染めている人が多い。(女性についての感想です) もしそうだとしたら、 これから、グレイヘアにしている人が、髪以外にもおしゃれに気を使い おしゃれなイメージがついてくるならば、 老けて格好悪いスタイル、のイメージが払しょくされる可能性もあるのではないか? と思ったのです。 *** そもそも、グレイヘアというと、男性は女性に比べて髪染めをしている人の割合が低い気がします。 男性なら白髪が多くても「ええっ、なんで染めないの?」みたいに言われない。 (逆に女性なら、白髪が根元から生えてくるとなんとなくくたびれているような、そしてなぜ染めないの?染めたらいいのに?という言葉が付いてくる) それはなぜなんだろう?などと考えたりもしました。 「若々しく見られたい」 というのは、女性だったらば、誰しも持つ願望だけれど、それは 男性だって同じはずなんだけれど、なぜ女性だけが髪染め??? 若さ、というものに価値がおかれる性が女性なのでしょうか?とか 老けて枯れている女性には魅力がない、相手にしてもらえない。 みたいなイメージが持たれるのが女性、とか? でも人は、だんだん年も重ねるし、年相応の状態になっていくわけです。 それは決して、恥ずかしいことでもないはずで。 (もちろん、性別にかぎらず本能的に若々しい人に関心を示すようなこともあるとは思うので、髪の色ひとつで生理的な反応というのはあるのかもしれないという予想もなくはないのですが) きりっと髪を染めて、化粧をして姿勢を正すのも若々しくて素敵だけど、 別に、 髪を染めなくても、必要以上にメイクしなくても 背筋を伸ばすこと、おしゃれすることはできるのでは? などと思うと、 髪を染めたそばから、白髪がのぞいた瞬間、 「ああ、また生えてきた。いやだな。染めないといけないな。」と 思いながら髪染めに通う、以外の選択肢もあるのかもしれない。 などと思った次第です。 グレイヘアが活きるおしゃれのコツみたいなのも本に載っていました。 染めている髪から染めない髪に移行する数カ月が勝負、みたいな内容もあったり、 染めない代わりにおしゃれに気を使いたい、ということや 最近はグレイヘア移行に積極的に協力してくれるサロンの紹介などもありました。 美容室としては、髪染めしてくれる人が減ったら困るだろうか? でも時流によっては、グレイヘア移行へのサポートをしてくれるサロンが支持される時代がくるやもしれません。 先日買った本のうちの1冊はこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.02 10:32:26
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