2020/02/03(月)22:52
気持ちがいい。を中心に
とかく、専業主婦の人が罪悪感を持ってしまいがち。
という話をよく目にしたりします。
なぜでしょうか。
きっと、外からの報酬がないからじゃないかと思われますが
ただそれだけで、なぜ罪悪感につながるの?というのはなぞな部分ではありますが
(多分、刷り込みもありますよね)
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家事って本当に、どこからどこまでを言うのか、やり始めたらきりがなかったりします。
そして、とにかく「待ってくれない」。
汚れものはどんどん出るし、気が付けばご飯の支度をする時間になっている。
食べたら洗い物が山になって…
エンドレスですよね。
人は生きていたら汚すもの。
(環境問題もそういう面がありますね)
家庭の中の「それ」を片っ端から、やっつけていくのですから。
正直、汚れたものを片づけて行く仕事が、好きでしょうがない人って
この世の中にそんな人ばかりではないような気がします。
できれば触りたくないし、自分も汚れたくないし…。
誰かがやってくれるなら、お願いしたい。
正直、そうじゃないですかね…。
でも家の中のことと言えば、自分の生活圏ですから、そうも言っていられません。
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生活圏といえば、家族で住んでいれば生活しているのは私だけじゃないんですよね。
となると、片づけもの一つ、一人一人がやっていくわけにもいかないので
必然的に×人数分、みたいになっていきます。
それを誰かしらがやっていくことが多いのではないでしょうか。
そうなると
「家事は主婦の仕事」と割り切っている人はそうでもないかもしれませんが、
とかく共働き世帯などで家事育児をみんなで共有、というような話題を見ると
「なぜ家庭の主婦だけが家事育児?」みたいになってきます。
この話題になると、
「旦那さんにいかに上手に振れるかどうか」
「旦那さんがやるように教育する」
なんてことを言う人もいたりして、へえ、教育か…などと思ったりもしたのですが。
一家の仕事を家庭内で分担していくって、そっち方が大変そうですよね。
自分以外の誰かに「やってもらう」のか、「頼む」のか、「自らやるのが普通」なのか…
仮に頼んでも、良い返事をしない人が相手だったりするともう、一緒に住まう原点に
戻らないと行けなくなったりしそうです。
主婦がやるのが当たり前になっている家庭や、主婦以外の家族の感覚がそうだと、
変更するのが難しいかもしれません。が
「嫌なこと」だから、なすり合いになるのかもしれない。
もちろん、つかれてたら動きたくないときだってたくさんあるですけどね。
でも、ホコリのたまってそうなエリアをきれいにしたらすっきりするし、
トイレなども、アルコールやクエン酸ですっきり拭きあげれば気分も違います。
洗濯物もどんと干して乾いたら気持ちがいい。
そう、気持ちがいいなっていうのを中心に。
誰がやったって関係ない。とにかく、家事は誰も評価なんかしてくれないんです。
(当然報酬なんかないわけですし)
自分一人で住んでいたらなおのこと、誰も見ないかもしれないしほめるなんてもっとなさそう。
もう、これは自己満足の世界できれいにして、「気持ちがいい」でやるしかない。
そこを中心にしたら、なんとなく動きやすい気もしてきた今日この頃です。
余談:
むかしむかし、私が中学のときに自転車通学をするために父が自転車を買ってくれました。
たまに父が自分のものと一緒に私の自転車をきれいにしてくれて手入れをしてくれていたのですが、
私が「どうしてきれいにするの?そのほうが長持ちしたりするから?」
と聞いたら、
「どうせ乗るんやったら、きれいにして乗った方が気持ちがええやろ」
って言いました。まさにそれなんですよね。