カテゴリ:ちょっと考えたこと
普段のコミュニケーションの中で
やたら相手に「媚び」ていないか ということを気にするようになりました。 たとえば 「すみません」というワードを多用していないか? 「すみません」はコミュニケーションを円滑にしてくれる 枕詞みたいなイメージもあるし これを言われて腹を立てる人はいないのかも。 いきなり用件を言う前につけておこうという使い方もあるかも。 だがしかし… 謝るときに使う「すみません」を普段の会話に常用する必要が 果たしてあるのか? と思うとどうでしょう。 どうせなら相手から敵意や悪意を持たれたくないものですが その流れで「すみません」を入れることで なんとなくヘリくだっているような姿勢に見え 相手から見た自分が「謙虚な人」に映るようなキーワード? なのだろうか。 LINEやメールで使われる「すみません」 ・遅い時間に「すみません」 ・返事が遅くなって「すみません」 ・文章が長くなって「すみません」 ・いろいろお願いして「すみません」 とりあえずちょっと気になることがあるかもだから 「すみません」入れとこってなっているのかもしれない。 でも本当にその「すみません」が必要なのかどうか立ち止まって考えてみる。 そこで相手にその一言で断らなくてはならないのか もしかしたら必要ないのに自分を悪く思われたくないから とりあえず言っておこうとなっていないか。 具体的に申し訳ないという事象があるならばそれに対して すみませんを使えばいいのかもしれません。 もしくはすみませんではない言い方を使う。 ありがとう ごめんなさい あたりは伝えたい内容がはっきりしている気がする。 その投稿で感謝したい何かがあるのならありがとうを使う 申し訳ないことをしたということならごめんなさい、申し訳なかったです など 謝罪の表現を使いましょうか。 あまり深い意味なく「すみません」を使うことで 自分の身にはあまりいいことはないような気がして 使用を控えてみたりしています。 対面の中では「ちょっとごめんね~」というような使い方もしているけど これももしかしたら自分は多用しているかもしれないと 見直す余地があるかもしれない。 とにかく すみません ごめんなさい を言っていないと気が済まないみたいな姿勢は 改めてみたら自分からみた人間関係が変わるかもしれない。 そういう気がしています。 *** 「すみません」を多用する人からみた視点を考えてみる。 自分が日ごろ「すみません」を多用する人は もしかしたら 「すみません」を添えない人に対して横柄に感じたりしないだろうか。 (こんな時間にLINEしてきて…) (私忙しいのになんども連絡してきて…) (休みの日なのに…) もやっとする中に「すみません」が入っていたら まあ許さなくもないか。ってなりますか? そういう「違和感」ももしかしたら こちら側の問題かもしれません。 何をされたら腹が立つのか?も人それぞれだとは思いますが 「相手が自分にへりくだらないと腹が立つ」という気持ちがあるのだとしたら それはそれで少し何かが偏っているようにも思えなくもない。 意味もなくへりくだるクセがある人は 他人に対してもへりくだる姿勢を求めるのかもしれません。 そう考えると 自分が(必要以上に)へりくだる人は 場面を変えて相手にへりくだった姿勢を求めるのかもしれません。 対等でないというか。 対等でないということは上下関係があるということ。 本当に非がある内容については「ごめんなさい」「申し訳ない」「すみません」 が入ってしかるべきだと思うし 逆に非があるのにそれが言えない人もまたアレだとは思うのですが そこの線引きというのか そして謝る必要のないときにしいてへりくだる相手には 「この人には強く出ていい」という誤解を与える可能性があると仮定すると それを辞めてみると自分と誰かの関係性が変わってくるのかもしれないとも 思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.27 06:31:38
コメント(0) | コメントを書く
[ちょっと考えたこと] カテゴリの最新記事
|
|