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テーマ:霊界の話し(11)
カテゴリ:悪霊物語ノンフィクションその1
〇サービスエリアを出発すると、ガソリンのメーターは黄色の線にちょうどかかっていた。ある人から、そこにかかっ
てから、30キロくらい走ると聞いていたので、少し安心していた。 途中、三段になった標識を見つけた。 ガソリン給油できる〇×サービスエリアまで、あと何キロだろうかと一番気になっていた。 上二段は明るくライトがついているにも拘らず、〇×サービスエリアまで14キロと書いてある最下段が暗めになって いた。 旧道路公団はなんか変。へんへんへん! そのうち、ガソリンメーターまでもが黄色の点滅をはじめ、14キロ走れない可能性があるので、次の休憩所に入るこ とにした。 休憩所の約500メートル手前に、「お休みどころ」というニュアンスの看板があった。 何というパーキングエリアなのかサービスエリアだかの表示が一切ない! 入って車をとめると普通車1台はすぐ出ていき、大型車はかなり離れた処にとまっていた。 クリスマスかと思うほど、青と白のイルミネーションが飾り立ててある。 いやぁ~ やけに涼しい光景ですよ。 トイレのある建物は、夜で雨が降っているせいか4~5階だての旅館かホテルに見える。 車から外にでようかという時にカセットテープから「お城においでよ~」とサザンの桑田さんの歌声がちょうど聞こえ てきた。(曲名を残念ですが思い出せません) それどころじゃない、自殺の森に迷い込んだのに。 大木にチュチュ(バレーの女子がはくスカート)をみにつけた女性が首を吊っている、2人くらい。 建物の窓ガラスの中だったろうか?そこにもチュチュが首つり自殺。 公衆電話の中には、黒いマントのようなものを着た背の高い女がよりかかっている。 もちろん、全部、人形で、電飾でライトアップされたもの。 お化け屋敷の屋外版。 真ん中辺りの庭には、ヨーロッパの兵士が昔、身に着けていた甲冑?が置いてある。 ほかにも幽霊だか化け物だかがいた気がするがもうよく覚えていない。 建物に行っても人はだれもいないし、入ってくる車もほとんどない。 トイレに行きたいのだが、【自殺の森へようこそ】状態のサービスエリアでは、トイレに入ったほうが危険に思えてく る。子どものときに聞いた「小学校のトイレに夜入ったら赤い手が便器から伸びてきて・・・」の刷り込みも思い出さ れる始末。 トイレの前に、給油所の説明版が置いてあった。給油所の〇×サービスエリアまでは、反対方向に109キロだか 190キロだか走れと自分には読めた。しかし、どうやって反対方向に走れるのだろう。さらには100キロを超える とは遠すぎる。逆に反対方向を走っている場合はとても近く描いてあったと覚えている。 小雨が降っているが、それどころじゃない。反対側のサービスエリアに行こうとするが、中央分離帯に高さ80センチ 幅40センチくらいの電気柵のようなものが設置されていて、跨げない。地下通路もない。反対側ならもっと車や人が 多いのではと期待したが・・・。 午後10時前くらいに着いたと思う。 反対車 線をバスが11時前に止まって去って行った。反対車線に行けたら、乗りたいくらいだったか、お知恵を拝借 したかったか、でした。 自分が来た道を歩いて引き返そうかと思い、歩いてみた。すると、側溝に藁だったか電線みたいなものが、60センチ おきくらいに側溝から、道路外側の土手に向かって細い電線のようなものが敷設されているようで、約30メートルあ るのを確認した。 そこは、駐車スペースも少ないし、暗いし、首つり自殺の森なので、それよりは安心できる〇サービスエリアまで返り たいと思うが、高速を10分以上走っているので、徒歩で帰るのはかなり厳しい。 雨が少し強くなってきたがそれどころじゃない、傘は車において、万一のときは、山歩きをして民家を見つけるしか ないかと思った。この辺りは山や谷が多くて、なかなか民家にたどり着くのはたいへんだろうけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.01.24 08:36:27
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