2007/04/28(土)23:15
これまで飼いたくても飼えなかった魚。(ボルネオプレコ)
別にそんなに高いわけでもないし、よく入荷する魚なんだけど自分が飼うとなるとちょっとハードルがある魚っていませんか?
自分にとってはそれがホンコンプレコ、ボルネオプレコなんかのいわゆるプレコのような姿のローチだったのです。
日本の夏は高温と酸素欠乏に弱いこの種類のローチにはちと酷な環境。1シーズンで死なせてしまう可能性が高いのに、
ギャンブルで手を出すのはかわいそうだったので手を出さなかったのですが、めでたく水槽用クーラー導入が完了したので、飼ってみることにしました。
とにかく壁にはりつくのが大好きなようで、裏側の写真しか撮れていないです。
謎の怪生物のように見えますが、表側は黒地に乳白色のスポットが
ちりばめられたスタークラウンプレコのような模様で、とてもきれいかつ
つぶらな瞳がかわいいです。プレコではないのでオメガアイじゃなくて普通の丸い目です。
でももう一つハードルがあって、餌付きにくいという問題があるとか…。
で、もう一件。
これも理由があって飼えなかった魚…もとい軟体動物なのですが。
水槽に入れられるコケ取り用の貝と言えば、石巻貝がリーズナブルでメジャーなんですが、
これもやっぱり淡水&弱酸性だと短命に終わってしまうので壁が汚れててもスクレーパーで磨いてました。
いくら安くても消耗品みたいな感覚で導入するのはちょっと…。
イナズマカノコガイなど色々似た種類がいて、中には淡水でも長期飼育できる種類もいるようなんですが
サイトによって説明がまちまちで、うーん?という感じだったのです。
で、フネアマガイがどうも淡水でもイイらしいと聞いたので導入してみることにしました。
石巻貝が淡水にも侵入する汽水性の貝なのに対して、フネアマガイは産卵のために汽水に入り込むけど
本来の生息域は淡水なんだとか。長生きしてくれることを願ってます。
で、この貝なんですがちょっと厄介な性質があります。
一度ひっついたら非常に吸着力が強いので取れなくなるんです。
お店の人に「無理に引っ張ると肉が取れる」と聞きました。
案の定、水あわせ中にアクリルケースにくっついてしまった…。
あまり肉がもげるようなエグいシーンは見たくないので、
アクリルケースごと水槽に入れてケースから降りてくれるのを待つことにしました。
それにしてもこれだけくっつく力が強ければ、石巻貝みたいにひっくり返って死んじゃうようなこともないでしょうね。
水槽に突然出現した透明な壁に興味深々なのか、魚が集まってきています。