カテゴリ:アメリカ生活
住宅街にかぎらずネイバー(隣人)とうまくやっていくのは静かな生活を送るのにとても重要。
幸い私たちの住んでいるブロック(道を隔てた向かい側の以前のアパートを含め5年すんでいる)ではトラブルもなく、今まで来たんだが、新しい今の所に移ってからどうも左隣のネイバーが変なのに気づく。おかしいとかそういうのではなく、「不幸せな人たち」って感じ。大学生の子供2人が家をでて今は旦那と奥さんの二人だけみたいなんだけど、二人ともシフトが正反対の仕事をもってるみたいで、いつもどちらかは家にいるらしい。 まあ近所の人のプライベートなことにはあまり興味がないけど、こちらに害が及ぶなら話は別。最初に気づいたのはどうも自分たちの持っている4台の廃車近いジャンクカーを必ず自分の家の前に停めることに異常な執念を燃やしていること(一台は自分の家のドライブウェーに駐車してるが3台のスペースの家の前にすべて自分の車を停めるため、2台間をあけて駐車して一台戻るともう一台をずらし、3台とめるという執念。)。それだけ家のことを気にしているなら、家の手入れが行き届いているかと思うと、そうではなく、ガレージも裏庭もあまり手入れされてなくて粗大ごみみたいなものもそのままある。よく吠える犬を2匹放し飼いにしているので、芝もあったもんじゃない。 5年前くらいにそれまでずっと住んでいた老夫婦から家をゆずりうけたらしく、ちょうどそのころ当時今の私たちの家にすんでいた大家さんが庭にきれいな高いフェンスを張り巡らしたんだけれど、それも今思えば隣の夫婦とのトラブルを避けるためだったという噂。夫はひそかに彼らを"white trash"と呼んでいる。 越したばかりの頃は公共の路上なので別に気にしておらずたまに私たちの車を停めることがあったんだけれど、それが気に食わなかったらしく、一階に以前住んでいた友達の奥さんの方に怒ってどなったことがあった。(奥さんが私たちに伝えると思ったんだろうけど、「直接どうどうと言えー!」と腹立たしかった。)まあ、私たちの人生には幸い駐車場所よりも大切なことがたくさんあるから、そんなに気になるなら別に刺激する理由もない、とそのスポットが空いていても他の場所に停めることにして大丈夫だった。 ところが一階のアパートから友達の夫婦が引越し、新しい若い夫婦が入ってきた。挨拶されて近所のことを聞かれたんで、隣の人が駐車を気にすることを一応伝えたんだけど、やはり若いせいか、きにせず駐車していたことが気に入らなかったらしい。で、したことといえば、先回友達の友達に当たったのでも「やり方がいやらしい」と思ったんだけれど、今回はもっとひどい。 市のDepartment of Building に電話して「2件の家に人がたくさん住みすぎているようだ」と匿名で連絡したらしい。うちの家と右隣の家の2件。つまり違法でたくさんの人を住まわせていると報告したらしいんです。もちろん真っ赤な嘘。(うちの家には2つのアパート、全部でベッドルームが5つで大人が4人、子供が一人しか住んでいないのを知っているはず。右隣は大家族だがNY市ではベッドルーム一つにつき大人3人まで住んでいいことになっているので、問題ないはず) たんなる嫌がらせ。報告を受けた市の職員が来て、家をインスペクションするはめになり、迷惑だった。大家さんが対応してくれたから良かったけれど。隣の夫婦が連絡したと気づいた大家さん(この家に住んでたので隣の夫婦がNastyなのがわかっていたらしく)も「少しでもトラブルがないように」と家のドライブウェーを使わせてくれることになった。(今まではドライブウェーに駐車すると、大家さんがガレージに入れなくなるので使えないことになってたんですが) 気にするより、こんなくだらないことに時間や注意を集中している隣の夫婦をかえって気の毒に思うことしたけれど、昨年大雪が降ったときに「あと3年で定年してフロリダに引っ越すのが待ち遠しい」といっていたのを思い出し、「私たちも待ち遠しい」く思っているのも事実ですよー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 10, 2004 07:57:42 AM
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