カテゴリ:バイリンガル教育
趣味と実益を兼ねて個人輸入のお手伝いもしていますが、私の本業は技術系日英翻訳です。堅い内容ばかりに接していて通常の生活では役に立たない語彙ばかり増える毎日、、、まあ、英語を専門にしている人には文系の方が多いので、私のように半理系者は結構重宝されてます。日本の年度末が終わった4月5月は研究所が年報を英語で発行することが多く子育てしがなら死ぬほど忙しい生活を送ります。
でも生計を立てるということを別にすると実際の生活で興味があるのは、幼児教育。これは言語にかかわらず、子供の人生の最初の数年をどんな風に過ごさせてあげたらいいのか。基本的には子供らしい子供の生活を送らせてあげたいと思っている一人です。ただ、子供の可能性の高さには目を見張るものもあり、それこそありがちですが「楽しみながら」「自然に」色々なことを経験させてあげたいなと思うようにもなってます。 日本では私が幼いころの公文・おピアノブームのような幼児英語教育ブームだそうで。(ちなみに私は公文はかなり良いプログラムだと思っています。英語の部分は私の時にはなかったので分かりませんが、算数の能力の向上はともかく集中力を培う威力はあったと思います。)英語塾から幼稚園まで色々あるそうですね。 こればかりは子供の性格や家族の時間的・経済的な枠、目的も違うと思うので、「これが究極」というプログラムはないんでしょうし、こうやって情報交換できる場があるっていうのはいいですね。 でも色々拝見するなかですごくいいなと思ったのは昨日の日記にも書いた「家庭での英語語りかけ」。これは言葉に慣れさせるだけでなくて、幼児期に子供との会話・コミュニケーションを築けるもので、すばらしい方法でいいなー、と思ったんです。結果的に子供に英語が身につかなくても親との楽しい思い出になり、英語への良い印象が残るんではないかと思ったから。塾などで嫌がる子供に無理やり押し付けるのとは全く違うなあと思ったんです。 で、その中でママ達が「なんて英語で言ったらいいのか分からない」っていう意見を見て、私も娘のスイーティに語りかけを生まれたときから実施してきたから、色んな表現方法を提案できる!って思うんだけれど。日常家で使うネイティブ表現というのは学校で学べないものも多いし、塾のような限られた環境では教えにくいものも多いんです。例えば「伝え歩きする」とか「赤ちゃん言葉を話す」とか「積み木で遊ぶ」「オムツを替える」とか学校で習った覚えないですよね。日常生活で英語と日本語と使っていくと、子供の語彙ってすごく増えるみたいなのを実感するし。結局日本語でも英語でも繰り返して言えばいいわけだから、子供が混乱することもないです(うちの娘はバイリンガル環境で育ってますが、混乱ということは全然ないんです。既に一つのものには3つの呼び方があり(英語・日本語・スペイン語)、生活の中で使っている単語は自然にそれぞれの語彙辞書に振り分けているようです。今では「ダディは日本語分からないから」といって日本語の本は私のところに持ってくるほどです。子供ってすごいですね。特に家庭でちょっと英語使ったからといって学校も外の生活も日本語であれば、母国語の発達に支障があるとも思えません。 そんな個人的な意見に基づいて、日記の中でとりあえず無理のない週2とかで「語りかけ英語」扱っていけたらいいなあと思ってるんです。ご飯を食べながら言う言葉とか、そういう日常生活で英語と日本語と使っていくと、子供の語彙ってすごく増えるみたいなのを実感するし。英語に親しみを感じ、良い印象を残すっていうのが最低目標ですよね。 ただ、これから忙しい時期に入ることもあり、日本のお母さん達がいつ「英語で何ていうの?」って思うのか考える時間はあまり取れないのではないかと心配。で、思いついたのが皆さんにリクエストをいただくことです。学校英語ではなくて、家・または出先で子供と接している「語りかけ」場面で英語でなんていうんだろうってシュチュエーションを是非教えてください!! こんなときなんていうの?といういただいたご質問を優先して扱っていければと思っています。ご質問はコメント欄でも構いませんし、もちろん私書箱メールでも構いませんのでよろしくお願いしますね。 どうせ自分の時間を使って楽しんでするのであれば、やはり皆さんに使っていただけれる表現をご紹介したいと思っていますので、ご協力おねがいしまーす!! ではでは今日は本業の仕事の締め切りなので、ここまでで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 30, 2005 12:13:30 AM
[バイリンガル教育] カテゴリの最新記事
|
|