6月6日(金)のNY株式市場:雇用統計受けダウ・S&Pが最高値更新。
6月6日(金)のNY株式市場:雇用統計受けダウ・S&Pが最高値更新。 シカゴ日経平均先物6月限(円建て)の清算値は 15200円 (+110) で戻ってきました。 2014-06-08(日)夜。 NY株式市場はやけに強いですね。今のところ大和の成瀬ストラテジストの強気論は当たってますね。来週金曜は6月の先物オプションのSQがあります。火曜、水曜に相場の急変もありうるので注意したい。基本的にNY株式は最高値。。東京株式市場は出遅れつつも、日経平均15000円乗せで、ある意味で目標達成。外人の先物買いと信託銀行の2週連続の買い越し(累計で3400億円)で上げてきたものの、6月3日の15000円のせ以降、日経平均でみる株式市場はさまよってる感じ。これ以上上がるには燃える材料とロケットエンジンが足りないぞ。それがないなら下にいくしかないかも。。という状況。信託銀行がここから上を買い上がるか不明。今後は個別物色で横ばいの調整し、その後反落し、6月の政府の戦略が物足りないとなると、NY株式の高値波乱下落調整でいっしょに東京も下落の可能性があります。強気の人は十分注意してほしい。今好調なのは建設、電鉄、レンタル、そして景気に左右されない、デフェンシブで経営、収益の安定してる企業への投資が目立っているように思います。 ***********************************************************************6月6日(金)のNY株式市場:雇用統計受けダウ・S&Pが最高値更新。ダウ工業30種:終値 16924.28(+88.17), 前日終値 16836.11(+98.58) ナスダック: 終値 4321.40(+25.17), 前日終値 4296.23(+44.59) S&P総合500種:終値 1949.44(+8.98) , 前日終値 1940.46(+12.58) -----------------------------------------------------------------------●5月雇用統計で非農業部門雇用者数が21.7万人増、失業率6.3%とほぼ予想に一致す る内容となったことが好感され買いが先行。ECB理事会や雇用統計のイベントが通過した ことで投資家に安心感が広がり、S&P500変動率指数も2007年2月以来の低水準となる など、終日堅調推移となった。S&P500指数とダウ平均は連日の高値更新。●セクター別では、自動車・自動車部品や各種金融が上昇する一方で不動産や公益 事業が下落した。●ギャップは2.1%高の42.06ドル。同社の5月の既存店売上高は1%増。伸びは市場予想 の中央値(0.3%増)を上回った。●オンライン証券のイートレード・フィナンシャル(ETFC)は野村證券が強気の見通しを示し 上昇。●データセンター向け機器を手掛けるアリスタ・ネットワークスが新規株式公開(IPO)初日 の取引で公開価格を32%上回って引けた。●電子決済システム大手ベリフォン・システムズは8.57%高。2-4月期(第2四半期)決算が 予想を上回ったほか、500人の人員削減計画を発表した。●レンタカー大手のハーツ・グローバル・ホールディングスは9.05%安。社内の会計管理 の問題で過去3年分の業績を修正する必要があることを明らかにした。また、決算見直し にかかる費用のために1-3月期(第1四半期)の収益がアナリスト予想を下回るとの見通し を示した。●坑内採鉱機器メーカーのジョイ・グローバルなど工業株が高い。●ラリー・ソフトウエア・デベロップメントは急落。29%安。売上高見通しがアナリスト予想 に届かなかった。●投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ・ インデックス(VIX指数)は8.1%低下の10.73と、2007年2月以来の低水準となった。 --------------------------------------市場関係者の意見:●ウェルズ・ファーゴ・プライベート・バンクのキャメロン・ヒンズ最高投資責任者(CIO)は 「労働市場全体が、リセッション以降に失った雇用を取り戻した」と指摘。「プラス面は 大きな節目を迎えたということだ。マイナス面はたどり着くまでに極めて長い時間がかか った点だ」と述べた。 ●ソラリス・アセット・マネジメントのティモシー・グリスキー最高投資責任者(CIO)は「市場 は現在の安定した景気改善に満足している」とし、「非常に弱い数字が出れば景気に対 する不安が生じ、逆に強過ぎれば金融当局が引き締め計画を加速させるとの懸念が 広がる。現在は市場にとって居心地の良い状況だ」と述べた。 ●ファースト・アメリカン・トラストのジェリー・ブラークマン最高投資責任者(CIO)は「米 金融当局が引き締めを始めても、世界の他の地域はなお緩和を続けている」と指摘。 「中銀は金融システムに依然として多額の流動性を供給している。相場の現在の傾向 は下振れよりも上振れだ」と続けた。 ●MBキャピタルのトレーディング・ディレクター、マーカス・ブラス氏は、雇用者数が 著しく伸びたというわけではないものの、雇用統計は「米経済が正しい方向に進んで おり、緩やかながらも経済の勢いが増していることを表している」と述べた。 **********************************************************************