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カテゴリ:ちょっと気になります。
昨年から、ヤンキース戦のテレビ中継の合間に流れるNYC衛生局のCMがあります。最初は、タバコがもとで喉頭がんになった男性のシャワー風景を流しているものでした。
男性はRonald Martinezさん。メジャーリーグの審判になることが夢で、実際その夢をつかみかけた人でした。39歳のときに喉頭がんになり、それ以来14年、喉に穴をあけマイクを通してしか会話ができないそうです。昨年流れていた『シャワー』のCMは、穴に水が入らないようにタオルで覆い、どうしてそうなったか語るモノでした。 初めて目にしたときは、あまりにもリアルでショックを受けました。このCMを見てタバコを止めたニューヨーカーは多いと思います。 今年4月からさらに3つのCMが流れるようになり、地下鉄内でもポスターをよく見かけます。その中のひとつのCMでは12週間毎に喉の様子を咽喉科のお医者さんに診てもらい、ガンが再発していないかを不安に思う様子が伝わってきます。 帰省したときに日本のドラマ仕立てのCMが楽しいなぁ・・と思う反面、最後まで見ても何のCMかわからないときがあります。その点、アメリカのCMは何を伝えるかストレートだなぁ・・と感じます。特にこのマルティネスさんのCMはかなり説得力のあるものです。 実際のCMはこちら(Ronaldo's TV and Radio ads)で見ることができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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