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マンハッタンで考えてみた

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2007.12.14
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カテゴリ:野球が好き!
 昨日からニュースはThe Mitchell Report(ミッチェルレポート)で持ちきりです。元上院議員で検察官のGeorge Mitchellが20ヶ月かけてMLBの薬物使用の実情を調査し、その報告が昨日ありました。

 ちょっと驚いたことに、409ページに及ぶミッチェル・リポートをMLBの公式HPで誰でも閲覧できます(PDF)。私もかなりざ~っと斜め読みをしました。本当にざ~っとです。

 実際に薬物を購入したときのチェックのコピーも資料としてありました。昨オフに話題になったボンズ、シェフィールド、ジオンビー兄弟らはマリオン・ジョーンズのメダル剥奪で露呈したBALCO社の章(7章)で細かく報告されていました。今回のリポートで話題になっているのが彼らではなく、次の8章で薬物使用選手として実名の挙がっている選手たち。

 ニュースで「80名にも及ぶ選手名が記載されている」と聞いたときは、ただ名前が列記されているだけだと思っていました。このリポートではどう関わっていったか・・ということを細かく追っています。例えばクレメンスの章(P167-175)ではその後ヤンキース時代もトレーナーになったマクナミーから1998年にどういう形で話があったかとか、最初は薬を(クレメンスが)自分で打てず代わりに打ったことなどが書かれています。

 同じくクレメンスと共に名前が挙がり話題になっているペティット(P175-)も、マクナミーから2001-02のシーズンオフ、2002年の肘の故障で戦線離脱したときにhuman growth hormoneを紹介されたことなどが書かれています。このリポートによるとステロイドよりもhuman growth hormone(日本語で「ヒト成長ホルモン」というらしい・・そのままか・・)が尿検査で出ないため使用量が増加しているそうです。

 今朝のニューヨークタイムズの1面もこのレポートに関してで、投手なら防御率、野手なら打率が写真の隣に掲載され、薬物使用期間には別色でマークしてありました。テハダ、ブラウン、ビロンの名前がリポートにありました。なにしろ80余名ですから・・・。

 気になることは、証言を元に作成しているレポートなので、信憑性はこれから個々に確認していくことになるのでしょう。実名の挙がっている選手にとっては大変ですからね。マスコミが大騒ぎする一方で、周りの野球ファンは「はいはい・・今更?」という冷静な反応でした。

 ただ、これだけステロイドだと騒いでも未成年者アスリートの使用がゼロではないんですよね。夜のニュースでリポートの説明のあとに高校生アスリートのステロイドの使用者が3-6%と報告していました。私にはこちらの方が衝撃的でした。リポートでもステロイドの及ぼす影響を述べていますが、それよりもやはり有名選手の使用にスポットが当たります。リポート報告のあった昨日ヤンキースと契約更新したA.ロッドはその点、せめてストイックであって欲しい。





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Last updated  2007.12.15 15:02:14
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