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2012年08月08日
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カテゴリ:日常生活
残暑お見舞い申し上げます。
アメリカの学校の夏休みも折り返し地点を過ぎました
(あと1か月ある、とも言う…)。

ところで、日本の夏休みの宿題の定番と言えば、
絵日記、読書感想文、自由研究でしょうか。
私は嫌いだったなぁ、読書感想文。
読書だけでも苦痛なのに、さらに感想文を書くなんて、もう拷問!
小学生時代は、どういうわけか、水泳大会、絵画コンクール、
書道コンクール、音楽発表会などに借り出されて
夏休みは超多忙でした。
ドリル系の宿題や日記は、計画を立てて終わらせることができるのですが
(チェックリストを作ってチェックを入れていく達成感が好き♪)、
どうしても自由研究と読書感想文が後回しになってしまい、
お盆あたりの登校日に、友だちの宿題進行状況を聞いて
焦って帰宅したものです。

大学生になると読書嫌いも改善し、通学・通勤の電車では
もっぱら文庫本を読みふけり、ちょっと文庫中毒気味でした(笑)。
渡米後は日本語の本を読む機会も少なくなったのですが、
今年の夏は諸般の事情により、小学生高学年向けの
伝記(ノンフィクション)を2冊読みました。



杉原千畝さんは、第二次世界大戦中、リトアニアの領事館に赴任していましたが、
ナチス・ドイツの迫害にあっていたユダヤ系難民約6,000人に通過査証を発行し、
「日本のシンドラー」と呼ばれている人物です。
日本政府の命令に背いても、ビザの発給を人道的に拒否できない、という
千畝さんの人間愛が、1か月間、ビザを書き続けるという行動につながります。
著者は、千畝さんの妻の幸子さんと長男の弘樹さんで、
小学生にもわかりやすい文章で書かれていました。
おそらく、幸子さんにはたくさんの苦労があったことと思いますが、
淡々と事実が述べられていて、かえって大きな感動を呼び起こします。



辻井伸行さんは、2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで
日本人として初優勝した全盲のピアニストです。
本には、生い立ちとさまざまな人たちとの関係が書かれていますが、
視覚障害者でありながら、演奏家としてだけでなく、
作曲もこなすなど、限りない才能を秘めた辻井さんに
今後も期待せずにはいられません。
また、この本は、今年の課題図書になっています。
おすすめ!





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最終更新日  2012年08月12日 10時39分49秒
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