ウソつき College Board
5月、長女に AP Japanese Language and Culture を受けさせたいのですが、長女の通う高校にはこのコースがなく、AP 担当者やカウンセラーは何もしてくれないので、自分で直接 College Board に問い合わせをしました。クイーンズ地区で AP Japanese の試験会場となり、校外の学生を受け入れてくれる学校を教えてもらい、家から近い順に問い合わせたのですが、どの学校からも「校外の学生は受け入れられません。」「当校には、AP 言語コースがありません。」との回答です。「でも、College Board が教えてくれたんですよ。」と食い下がっても「理由はわかりませんが、やっていません。」とのことで、埒が明きません。一応、再度 College Board に電話して「教えてくれた学校に電話したけど、やってないって言われましたよ。自分で電話して確かめてみてください。これ以上、ニセ情報に振り回される人を増やしたくないんです。」と、文句を言っておきましたが、「申し訳ありませんが、外部に電話することはできないのです。」など、紋切り型の答えが返ってくるだけでした。責任者、出て来いっ!アメリカに来てからいろいろなことがあり、長女の高校生活でもあんなことやこんなことがありましたが、困難に遭遇しても、あきらめないで努力していると、手を差し伸べてくれる人がいることを学びました。ここであきらめるわけにはいきません。そこで、クイーンズ地区にある公立高校のうち、AP Japanese コースのある学校を調べてウェブサイトから問い合わせをしたところ、1校の先生からすぐにお返事が届き、受験できることになりました。受験料の小切手を送り、手続きが完了したことを確認しました。しかも、模擬試験や Word を使った日本語のタイピング練習にも参加させていただけるとのこと、「地獄で仏」とはこのことです。長女には、いい成績をとって恩返ししてもらわないと!