株式会社オアシス　 ブログ東奔西走

澤穂希。

今回のなでしこの体たらくを見ると･･････。

やっぱり澤穂希がいないとダメだと改めて感じました。

宮間では無理だったんですね。

大儀見も協調性に欠けるのですね。

若手とベテラン、そして監督を繋ぐキーマン（ウーマン）が必要だった訳です。

まあ、なでしこの戦術は研究され尽くした感もありました。

一言で言えばＷ杯優勝から全然進歩していない感じ。

世代交代が上手くいかなかったのが一つ。

但し、男子と違い、女子サッカーは層が薄いので育成まで予算が取れない。

世間の注目が集まっている中で常に「結果」を求められるので。

それは海外でも同様。

ですから海外のチームに移籍できるのは実績がある選手のみ。

そこで益々若手との力の差、経験の差が出来てしまう。

勢い、結果を求められる大会ではベテラン頼りになる事に。

若手の中でも将来が楽しみ7な「伸びしろ」ある選手もいます。

中島など私の一押しです。

しかしそんな女子サッカー界には澤穂希が絶対に必要です。

ＧＭでも監督補佐でも。

将来は必ず監督になって欲しい。

いや、ならなくてはダメな人です。

今回のオリンピック予選でも、もし澤穂希がいたら、と何度思ったか。

たとえ試合に出ていなくても。

彼女がいれば結果は違ったような気がします。

この辺のところは実績というより人間性の問題でしょうね。

多くの個性ある選手を束ねて一つの方向に向けさせる力。

それは誰もが持っているものではありません。

実力、実績以上に人の力を集める求心力。

「苦しい時には私の背中を見なさい」

このセリフは何とカッコイイ事か。

痺れますね。

この人の為、この人を信じ、この人となら、と思える人間性です。

なでしこは完全に解散して新しい「なでしこ」を作ってほしい。

その為に澤穂希の力を貸して欲しい。

将来の女子サッカーを背負っていけるのは彼女をおいて他にはいません。

「唯一無二」の人だと思います。

これからの彼女の活躍を期待しています。

ちなみに自民党からの立候補要請をスカット蹴ったのは流石です。

ガンバレ澤穂希！