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2016.10.14
カテゴリ：日々の出来事
毎週水曜日と土曜日に母の見舞いに行っています。
 妻と一緒に。  最近の母ですが。 感情の起伏が大きく、情緒不安定な感じです。  曰く「まさかこんな事になるとは」  「手足が思うように動かなくて情けない」 「傍にずっといて欲しい」 などなど。 昔の事を何度も何度も話します。 同じ事を。 そして「できれば午前中に見舞いにきてほしい」  と何度も話すのです。 私も妻も仕事があり、午前中は行けません。 それを承知で何度も話す訳です。 「自分だったら毎日、午前中からずっと来る」と言いながら。  いやはや参ります。 そして午後８時が近くなり、面会時間終了になると。 「もう少しいて。手を握ってくれるだけでいいから」 「私だったら８時過ぎても９時でもいてあげるのに」 などなどと愚痴も交えて涙を流すのです。 「寂しいんだよ。みんながいなくなると寂しいんだよ」 といってさめざめと泣くのです。 １回のお見舞いで６～７回は泣かれてしまいます。 母を置いて帰るのは後ろ髪を引かれるおもいです。 しかし心を鬼にして 「また来るから。待っていてね」 と言って帰る訳です。 すると母は、私や妻や息子の手を強く握って 「待っているから。きっと来てね」  と言ってまた大泣きするのです。 母は、気持ちが弱くなり、まるで駄々っ子のようです。 それでも私と妻が来るのを心待ちにしている、と言われると･････。 今できることをしてあげるだけです。 早く自力で歩けるようになる事を祈ります。 
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最終更新日
2016.10.14 09:56:53
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