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いつかコキリになる日まで

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2004年11月05日
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昨日の朝、次女が

「母~、頭が痛い~。」

とぐずぐずと支度をしない。

気持ちが悪いと吐きだしたので、じゃ、学校休むか?と聞くと「うん」。

病院に行くか?熱はあるか?と聞くと

「寝てれば治る、熱は無い。」

昼に獣医さんから帰って娘の様子を観に行く。

「生きてる~?」

「う・・・ん」(眠そうな声)

「ごはんは?」

「食べる~」

「着替えてうどんやさんにでも行くか?」(友人が夫婦で経営していて、安くて美味しいし、お腹にも優しいし、娘も大好きなので誘ってみた)

「行かない・・・」

お?これはおかしい。うどん屋さんに行きたくないなんて。

じゃぁお粥作っておくから起きれたら食べなと言い残し、お仕事へ。

夕方、かえって台所を見たら空っぽの土鍋。

どうやら治ったらしい。

へらへらと朝からずーっとパジャマ姿の娘が出てくる。

「母、おかえり~」

・・・元気が良いじゃん。なんかおかしい。



今朝、「次女~早く起きろ~。遅刻するぞー」

次女:「・・・頭痛い・・・」

母:「熱は?」

次女:「36,5°」

母:「・・・学校に行きなさい!」

めそめそ泣き出す次女。

母:「学校に行きたくない理由はあるの?」

次女:「クラブの友達でひとり嫌なことを言う子がいる。」

この子のことは4月から聞いている。
何が原因でか娘はわからないらしいが、表では言わないが陰口を言っているらしい。

「直接言われたら言い返せるけど、陰だとどうしようもない」

と、一学期の終りにぼやいていたっけ。

母:「どこに行っても、そんな子はいるよ。名前は変わっても、姿や年が変わっても必ずそんな人はいる。そんな人のために自分のしたいことをやめて悔しくない?」

次女「・・・べつにぃ・・・」

母:「(-_-;)」

「とにかく学校に行きなさい、そしてカウンセラーの先生に相談してみなさい。」

次女:「カウンセラーの先生ってどこにいるか判らないもん。」

母:「とにかく、担任の先生に聞くか、保健室に行ってみ!」


朝、彼女が登校したすぐあとに学校に電話を入れた。

「もし、先生が真剣に受け止めてくれなければ学校に乗り込んで私がその子に直接落とし前つけてぼこぼこにしますよ!」という意気込みで。

先生:(晴天の声)「おはようございます。」

母:「いつもお世話になります云々・・(決まり文句のご挨拶)
先生、昨日はお休みさせて頂いてありがとうございました。
じつは昨日の欠席なのですが、クラブのお友達に辛いことを言われたようで、今日は泣きながら登校しました。
カウンセラーの先生に相談するように言いましたが、どこにいるかわからないと言ってました。
申し訳ありませんが、今日は少し気を付けて見ていただけますか?」

先生:(今度は曇天の声)「・・・そうですか。昨日のお休みもそうなんですね。判りました。気を付けて見ております」


さて、今後どうなりますか。


****追記****
昨日、塾からの帰りの車の中で次女がぼそっと

「この前言ってたむかつく女の子、○○ちゃんって言うんだけどね。この前から妙に優しくて気味悪いよ」

ふふん、どうも学校に行きたくないって言った前にクラブで言合った模様。

で、理屈で責めるうちの娘の剣幕に押されてか、相手の子は

「こいつぁ~障っちゃいけねぇ」

とでも思ったのだろう。

小さな学校から市でも最大の中学に進んだ次女。

市内で一番児童数の多い小学校から来た○○ちゃん。

なにか気に障ることでもあったのだろう。

小学校の時のように「いじめもどき」をはじめたが、小さな学校には「強いモノ(だいたいみんな同じ程度だし、めっちゃ仲のいいクラスなので際だった強いものは先生ぐらいしかいない)にへつらう」とか、「長い物(クラス全部で20人だもん、短い短い)に巻かれる」状況が無いから直球勝負をした娘が辛くも勝利を収めたってところか。

なんにしろまだ始まったばかり。

朝、旦那が通勤の車の中で

「で、次女のことで学校に乗り込まないのか」

とにやりと笑う。

「まだまだ。もう少し様子を見てから。変な対応したら学校に行って暴れまくってやる」

ふふん。と言った顔で旦那は黙って聞いていた。





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最終更新日  2004年11月09日 10時22分20秒
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