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おぼろ二次元日記

にゃんたまさん、みーさんより兄様ss♪



たとえば、こんな話 【 ren ~ 戀 ~ 】




いつも、お嬢様は
私のことを

「朽木。」

と、お呼びになる


それは、お嬢様が幼い頃から
変わることのない「関係」にも似て


お嬢様と私の間に、一定の「距離」を作る


何度か、ご友人に対し
「私の、兄さまのような人」と
私を紹介されるのを耳にしてきたが


あくまで、ご友人との「軽口」であり
深い意味のあるものではない


真に受けてはいけない。が、それでも…


「ね、朽木。

もしも、願い事を叶えてもらえるとしたら

どんなこと、お願いする?」



今日の午後

テラスで読書を楽しむ、お嬢様に
紅茶を淹れて差し上げていたときのこと

まっすぐに私を見つめる、お嬢様の瞳から
視線を逸らし、私は、こう答えた

「お嬢様が“幸せになられること”でしょうか。」

そのために。私は、お嬢様の傍にある
お嬢様が「快適」で「幸せ」な時を過ごされるよう
心を配り、手を尽くすのが「執事」である、私の「仕事」


「(溜め息)つまらない答え、ね
私は“あなたの願い”を訊いたのに。」
 

願いならば、ある


ただ、それは


言葉にすることは、勿論
想うことさえ、許されないような


願いというより、欲望に近い、醜いものだ…


・・・・・


部屋の明かりを消して


天蓋から垂れる
更紗のカーテンを翻し
眠る、お嬢様を この腕に抱く


これまで、幾度


御主人様の信頼を裏切り
御主人様との誓約を破棄して


この欲を満たしたい衝動を
抑えてきたことだろう


だが、こうして


お嬢様に仕えお傍にいられるのも


全て


これまでに築いてきた信頼関係があればこそのもの


感情に身を任せ壊すわけにはいかない


失うわけにはいかない



だから


どうか、このまま。知らずにいて欲しい
どうか、このまま。気付かずにいて欲しい


お嬢様を 一人の「女」として見ている
ただの「男」でしかない、私の想い、願い、欲望…


・・・・・


一度で、いい


お嬢様から名を呼ばれてみたい


「朽木」ではなく「白哉」と…


そして


お嬢様の美しい名を声に出して、呼んでみたい


薄いカーテンを挟んで、交わされる挨拶


「おやすみなさい、朽木。」


「おやすみなさいませ、お嬢様。」


いつもと同じ、声音で
いつもと同じ、言葉を返し


心の中で、そっと。呟いてみる


おやすみ。私の愛しい朧月夜(おぼろ)…





・・・・・・・・・・・・・・・



special thanks BGM
Bonnie Butterfly / KinKiKids
and happy birthday おぼろサン
2006・11・20



いつも素敵な言葉で私を悶えさせてくださるMishelleさんより
いただいた執事な兄様です♪

決して明かしてはいけない秘めた思い。
それを口にすれば壊れてしまう、けれども焦がれずには
いられない。
くー!!!こんな風に思っていただきたいです!!!



いただいたメールからBGMの捕捉を貼らせていただきました。




special thanks の BGM
「Bonnie Butterfly」
書くときにイメージしてた、歌詞の一部を ご紹介


  君は 僕だけの花になって 咲いていて
  零れてく 蜜のような 愛をもっと
  感情で ずっと 君を もっと感じたい


そんな執事・兄様。
にゃんたまさんからいただいたイラストはまさに
この歌の通りの雰囲気です。


花もリボンも髪の毛も・・・。
その全ては私に捧げられている・・・。
たまりません!!!


お二人に感謝です!



執事な兄様





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