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カテゴリ:漫画
フルバももう20巻。
だんだん草摩一族の謎が解き明かされてきて それは良いのですが、毒々あっきーの 人格形成に関わったキャラの無能振りと 人格欠損している親ばかりの描写に 疲れを感じて惰性で買っているような今日この頃・・・。 あー、今回も辛口感想ご容赦です!!! (面白かった!と思われる方はスルーをお勧めします。) フルーツバスケット(20) 簡単にあらすじでも・・・ 鈴のところを尋ねた透は夾への気持ちが同情ではない、 とはっきり確信します。 それを聞いた楽羅は自分の気持ちにケリを付け、透に 夾の未来を託すことを決意します。 呪いが解ける紅葉、そして燈路。 離れていく十二支の絆に焦りを感じるアキト。 互いを疎ましく感じる親子のつながりの過去。 草摩家の前当主・晶の愛を独り占めしたかった 母・レン。 晶との間に生まれたアキトを”モノ”と決め付け、晶の 死とともに存在意義を失くそうとする。 反対に十二支の絆によって自分の存在意義を見出そうと するアキト。 なぜなら父の愛は自分ではなく、実はレンに向かって いたものだったから。 父親と自分を結んでいた形見の箱が空だと 分かった時、互いに空しさと敗北を感じるアキトとレン。 草摩の当主としての生き方以外の道を指し示さなかった!と 一度はレンに向けた剣を紅野に突き立てるアキト! 飛び出していくアキトと怪我を負う紅野。 透の母親の死の責任を負う夾は次第に大きくなる 透の好意を受け止める前に真実を話して突き放そうと します。 走ってくる車に気付いていたのに、自分を守りたくて 救えなかった今日子の命。 そして自分の母親も・・・。 レンの自分のことばかりで母親失格の描写には 同じ母親として呆れるばかりです。 最近、虐待とか放置とか嫌なニュースを見ますが 例え、少女漫画の一節としても読んでいて気分の 良いものではありません。 草摩一族がそういう内向き&後ろ向き設定なのは 分かりますけどね。 中には楽羅、燈路の母親みたいにちゃんと子供と向き合える 母親だっているのに。 アキト。 無い物ねだり、絆、愛情不足ゆえの行為は周りの者の責任、と 責任転嫁しようとしているその描写にもドン引きですよ・・・。 だからって他人を傷つけて良いっていう発想も 困ったなあ、もう!!! 前も書きましたけど、十二支では紫呉と紅野の責任は 重大ですよ。 今回、紅野は「これから変わろう」とアキトに進言しているから まだ良いですが、 紫呉!!! 一体、オマエは何やってるんだあああ!!! くー!!! 声をおっきー変換していることだけでも 口惜しい!!! 前巻より、さらに紫呉のポイント・ダウン!!! 子供の頃からレンが大人になりきれていない大人、 と分かっているなら。 アキトが求めた絆を持っているなら、何とかできたでしょ! 無能!!! さらに・・・本誌ではもう何とかなっているようですが どこまでも夾と透に荷物を背負わせたいのね。 そこまでやられると至高の存在である今日子さんですら 重荷としか見えないですよ。 私も親として一人前ではないけれど、ここまで人格欠落した 親オン・パレードされると不快だわ・・・。 思いやりの漫画だったはずなのに草摩の人達は 皆、変!で済ませちゃうのかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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