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テーマ:彩雲国物語(445)
カテゴリ:本
今日はアニメが進まないので、読んだ原作の感想でも♪
彩雲国物語(紅梅は夜に香る) 前巻、茶州州牧として奇病大発生を見事、鎮圧した 秀麗だったが、数々の越権行為で州牧を解任され 貴陽の自宅で謹慎処分になってしまった・・・!!! そこへ求婚者二人・・・。 一人は幼馴染の三太(慶張)、もう一人は新登場の榛 蘇芳。 蘇芳の巻物が贋作、胡蝶の宿で偽金が見つかったことから 秀麗は贋作の持ち主を探し出すことに! 一方、王も探し出そうとしていた人物がいた。 人間国宝級の腕前を持つ絵師、碧 幽谷。 碧家の重鎮ということで秀麗の同期、碧 伯明から 情報を得ようとするが碧家の宝に等しい人物の 情報を簡単に流すわけにはいかない!!! 幽谷が貴陽に来ていると情報を得て、街中を 自力で奔走する劉輝。 巻物と偽金、この二つのつながりは? 幽谷の正体は? 謹慎中の秀麗はこれからどうなる? ********************************** 貴陽に帰ってきて王様、花コンビの出番が増える!と 思ったら新キャラ蘇芳=タンタンが大プッシュされた 巻でした。 かったるい系の新しい魅力のある人物ですが、その かったるい言動と裏腹に秀麗に厳しい現実を 突きつけることになるわけで。 官吏として正しいと思って、助けようと思って頑張ってきたことが 一方で人を苦しめる。 秀麗の頑張りが無駄に思えて仕方ない蘇芳と そんな頑張りを見ていられない三太の気持ちが ミックスされて秀麗に官吏としての自分を 再確認させられるわけです。 そんな秀麗を支えるのはただ、ひとつ。 茶州で言われた「秀麗みたいな官吏になりたい」という 少女の言葉。 自分が辞めたら、その道は閉ざされる。 そして自分の夢も。 官吏になったらその中で上手く立ち回らなければ ならない。 絳攸が言ったとおり「一人」なんですね。 今回も上申書で分を守って上に進言しようとした 秀麗ですが、その手柄を攫われて夢へ向かう階段の先に 簡単には進めないことを実感させられてしまいました。 次巻、すでに発行されていますが少しは先に進めるのかな。 萌えところ♪ ☆宰相・悠舜!!! 黎深よりも奇人様よりも先に頂点に昇り詰めた 悠舜! で、それを嫉妬する方向が全く違う黎深が最高ですよ!!! 普通なら自分より先に出世した同期をうらやむのでしょうが 悠舜が劉輝の盾になったことが一番、気に食わない!!! 「私を選べ!!!」 なーんて奥さんに言う台詞ですよ!!! でも、そんな風に悠舜を愛する(?)黎深が好き♪ 悠舜も羽扇を持って気分は諸葛孔明♪ ☆タンタンと静蘭 お嬢様に求婚するなんて!!! 超ユルイキャラが実は世間を良く見ている お坊ちゃまと分かって、結構気を許す静蘭が 面白いです。 タケノコ飛ばし!!! タンタンの声優さんを妄想したりして・・・。 森久保さんとかどうですかね。 三太はすでに登場、杉山さんですね♪ ☆駆け回る王様主従。 悠舜にすっかり良いようにこき使われる 王様主従。 一気に花コンビも「鼻垂れ小僧」の仲間入りの 雰囲気です。 でも、また最後に出た! ストライク・ゾーン、劉輝!!! 「・・・私は王を良く知っている。 言いたいことがあるなら、伝えてやる」 1巻の興奮、再び!!! ☆皇毅とアン樹 官吏をも拘束する力を持つ監察機関、御史台。 そこの有能な人物と目される二人の登場で 秀麗の前途、さらには悠舜の目指す体制にも 暗雲が!? どうする劉輝&悠舜!です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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