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カテゴリ:漫画
先日、アニメがスタートした「裏僕」、姉ががっつりコミックを
買いましたので貸してもらって読みました。 裏切りは僕の名前を知っている1~7巻セット著:小田切ほたる 最新刊7巻が発売になっていますがこちらもそのうち、 回ってくるものと思われます。 裏切りは僕の名前を知っている(第7巻) どれも美麗なカバー絵ですねえ! 6巻まで読み終わってまず思ったのが・・・ こいつら、何でこんなに髪の毛サラサラなんだ!? だってーーー、私は天パーなので銀さんと同じくストレート・ヘアーに コンプレックスを持っているんですものーーー!!!(爆笑) いいもん、パーマ&カールの手間が浮いて!!!(情けなーい!!!) さて、本編ですけどアニメ感想の一回目を書いた時、 「主人公が成長する王道」と書きましたが、読み進めていくうちに 「違うんじゃね?」と思うようになりまして。 もちろん、夕月が周囲の人々と交流し、思いを分かち合っていくのは 「成長」なんだろうけど、実はそれは 過去と自分を取り戻す作業 だったんですね。 で、物語の全貌も5巻まで出てこなくて「不思議な作品だなあ」と いうのが初見の感想でした。 ファンタジーRPGと作者様がおっしゃっていたのは分かりますが 目的の部分がなかなか明かされなくて、キャラの掘り下げ作業が先行する、 なんとなく「デュラララ!!」みたいな群像劇なのかとも思いました。 それがやっと5巻で戦う目的や夕月の意志が分かって物語は これから!というところです。 以下、ネタバレがありますのでアニメ派の方はご注意くださいね♪ あらすじはウィキより。 千年以上昔の『黄泉の落日』から敵対関係にある、特殊能力を持つ 『祇王一族』と『悪魔(デュラス)』。その戦いは数百年ごとに繰り返されていた…。 養護施設で生活する天涯孤独な高校生・桜井夕月は、時折触った相手の感情を 読める特殊な能力を持っていた。 そんな彼の前に現れた、どこか懐かしさを感じる美貌の青年『ゼス』。 ゼスは夕月に、死を招く紅い月の夜、“ワルプルギスの夜”には外に出ては ならないと忠告する。 ある日、夕月の元へ祇王天白と名乗る人物が訪れ、夕月が特殊な能力を持つ一族・ 『祇王家』の人間であること、自分達の仲間の所へ来て欲しいということを告げる。 当初は拒む夕月だったが、自らの運命を受け入れ、祇王一族と共に『悪魔(デュラス)』と 戦うことを決意する。 ということでメインのストーリーは『黄泉の落日』から敵対関係にある 『祇王一族』と『悪魔(デュラス)』の戦いでとてもシンプル。 メインは悪魔を裏切って仲間になったルカと祇王一族の癒しの源である 主人公・夕月の関係ですね。 最大の謎は前世、女性だったユキとルカの物語、そして転生を 繰り返しても戦いの記憶を持っているはずの祇王一族なのに夕月だけ なぜか、記憶が飛んでいる、その二点になります。 7巻、連載中の本編では進展があるのかもしれませんが。 夕月を守り悪魔を倒す祇王一族は必ず二人組で行動と意思を共にします。 BLっぽい萌える要素ですね♪ そして夕月とはもっと根本のところでつながり、必ず敬愛を捧げる 感情を持つようになります。 こういうところは「LOVELESS」、「フルーツバスケット」っぽい ですね。 そして夕月にはかつては上級悪魔であり、罪人一族の子孫である通称ゼス=ルカが 影のように寄り添う。 主人公・夕月は「癒し」の存在と言われるだけあって孤独な生を受けたにも 関わらず真っ直ぐ純粋に育っています。 普通ならどこか曲がってしまいそうですが、それは自らが持って生まれた資質に よるところが大きいんですかね。 で、「夕月・総受け」状態ではあるんですけど、それが「何で全員、なびかなきゃ いけないんだ?」みたいな印象を受けないのはそれぞれのパートナーの存在があることと、 確かに夕月が傷ついた心を洗い流してくれる強いけれど優しい「言葉」をくれているから なんですよねー。 最近は「アイツは懐が大きい」とか「とても優しい」と周りが言うだけで 肝心の本人の表現があまり成されていない作品も見受けられるので、その 大事な部分は作者様のネーム力とエピソードの作り方の素晴らしさを感じました。 夕月が本当に優しくて可愛いんですよ♪ では、1巻ずつ印象に残った部分の感想でも。 ☆1巻 夕月が力に目覚め、ルカと出会い天白によって黄昏館に同居するようになるまで。 夕月の守護者(REBORN!じゃないって。) 戒めの手(ツヴァイルト)は叢雨十瑚と九十九。 叢雨 姉弟が可愛い♪ 十瑚ちゃん、紅一点なので嫉妬される存在なんだけど同姓受けする 可愛さですー。 もちろん、九十九ファンにはいけない存在ですけどね。 強い絆、愛情で結ばれた姉弟に禁断の愛の香り♪ でもルカに実は思いを?かつての思い人に似ているだけらしいですが・・・。 ☆2巻~4巻 戒めの手(ツヴァイルト)のメインは蓮城 焔椎真と碓氷 愁生。 ルカの力と過去をチラ見せしながら、焔椎真と愁生が改めて 愛を再確認するエピソードでした。 自分の力でパートナーを傷つけてしまった焔椎真とその思いに 苦しむ焔椎真を救うために自らを消すことを決意する愁生の ネガティヴな愛♪(笑) 読み応えがありました! ☆4巻~5巻 ついにラスボス、登場!!! 祇王 玲呀!!! (レイの字が出ないので代わりに当てておきます。) もちろん、隠れ蓑になっていたキャラはアニメ1話でも分かります~。 過去話炸裂で、天白との関係が明らかに。 繰り返される戦いの歴史。 意外だったのが玲呀が途中覚醒することですね。 だから途中まで夕月と関わっていた彼は「本当」だった。 この部分が痛いです。 天白だけが転生せず、ずっと記憶とその肉体を保って一族を 導いていく。 重すぎる決意と悲壮な願いを「異母弟」ではないと分かったにも 関わらず救いたいと願った夕月の涙にこちらもウルウル! ☆5~6巻 メインの戒めの手(ツヴァイルト)は蓬莱 黒刀&降織 千紫郎。 二人の壮絶な過去と決意にはドキドキしました! 「復讐」・・・それは誰もが持つ感情だけれど、それを乗り越えて 夕月と使命を果たすべく思いを浄化させる二人。 芽華とのエピソードは重かったけれど良かったです。 千紫郎の力・・・『混沌(メギルヴァーダ)』という筆の形をした武器を召喚し、 それで描いたものを式として操れる。 が思いっきり NARUTOのサイ!? 「超獣戯画」!で爆笑しました!!! 声つながり!!! 声つながりと言えば黒刀キャラが女の子に見える!と いうのがまたツボ♪ とか とか!!!(笑) ヒロCは優しい声もいいけど、女王様っぽい高貴な声が一番、好きなので こちらで聞かせてくれるといいなと思ってます。 ちなみに気に入ったキャラは 天白、焔椎真、黒刀! あれー、クール系が好みの私にしては熱血系を拾ってしまったかしら!? なんとなく背中に重いものを背負ってエピソードにドラマがあるキャラが 良いみたいです。 ルカもかっこいいんだけど、夕月LOVE過ぎるので!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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