おぼろ二次元日記

故郷の花と同じ色の絵テガミ。
それは生きる希望。



「アジサイ色の絵テガミ」


テガミを配達した屋敷の主人、レイ・アトリーから差出人の無い絵テガミの
配達元を探して欲しいと依頼されたラグ。
心弾を使わずに探すラグだが、意外なところに差出人はいた。



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世界名作なんとか・・・のようなホッコリしたお話をいただきました♪
恩人というものは気付きにくいですが、近くにいることが多いのですね。


今度、ゴーシュに会った時に撃てる一発だけのテガミ弾。
弾に込めるテガミのことで悩みまくるラグ！
シルベットもラグはビーのくせにテガミをあまり書いたことがない？と
ちょっぴり呆れてる。


それよりも気になったのが


なぜ朝御飯からいるコナーとザジ！？

しかもザジ・・・

「俺、スープはパスね！」

「なにー！？」

怒りモードのシルベット！



テガミの配達を再開したラグはとある大きな屋敷にやってきた。
大きなメイドさんに思わずびっくり！
メイドさんはそのことにはあまり構わず主人がテガミバチに用が
あるのだと家に招き入れる。


中でもう一人、老婦人のメイドが迎えてくれた。
大きなメイドの手が汚れている、と冷たくあしらわれて慌てた身体の大きなメイドの
キミドリは階段から落ちてしまう！
大丈夫だと起き上がるキミドリ。


心配しながらも主人の部屋に通されたラグは椅子に座していた主人の美貌に
びっくり！
服装から男の子と思ったラグだったけど


実は”お嬢様！


メイドは怒っているが気にせず、ラグに親しげに話しかけてきた
主人のレイは差し出し主が分からないアジサイ色の絵テガミを何枚か
手渡す。


両親の栄転とともにセントラルにやってきたがあまり病状は芳しくない。
そこに届き始めた絵テガミ。
それを見ると元気が沸き、今では心の支えになっているのだと語るレイ。


差し出し主にありったけのお礼がしたい。
自分で探すのは限界があるので配達の専門家に頼みたい。


配達の専門家と言われてまんざらでもなく嬉しそうなラグだけど
どうやって探したら？


ニッチ「赤針、撃つか！」
「いけません！！！」


届けられないテガミならまだしも配達されたテガミに心弾を撃つことは・・・。
紙や絵の具から手がかりを得ようと街の店を回るラグ。
テガミに描いてあるブルーロメオという花はこの辺りには無い花だと言われ
がっくり・・・。


途方に暮れて屋敷に戻ったラグはニッチが勝手に入っていった屋敷の奥庭で
目的のものを発見する。


そこにはメイドのキミドリがいた。
アジサイ色の花・・・アジサイ色に汚れた指。

「犯人は貴女だー！！！」


レイが絵テガミの差し出し主を探していると聞いて驚くキミドリ。
一面に咲くブルーロメオの花を前に涙ながらに自分のことはレイお嬢様には
秘密にして欲しいと頼むキミドリ。
その会話を聞いていた人物が？


レイのところに行ってみると事の真相は老女のメイド、コルバッソから
聞いたと嬉しそうなレイがいた。
絵テガミはコルバッソが描いていたと！？


驚くラグ！
でも、真実は・・・キミドリは言わないで、と言っていた。
コルバッソもラグは言わないだろうと意地悪い笑みを浮かべている。
レイはコルバッソにお礼をしたいと言い出している。


そのまま引き下がれないラグは


「心弾を撃っちゃダメだとは言われてませんから！」

と赤針をアジサイ色のテガミに撃ち込む！！！


真実・・・

セントラルに旅立つ前、一度だけ会ったレイとキミドリ。
屋敷を抜け出して逃げ込んだ家でキミドリが絵の具を作っているのを
見たレイは一緒に絵の具を作って楽しいひと時を過ごした。
すぐにコルバッソが迎えに来てしまったけど。


故郷の大切な友の証。


髪留めの一つを記念にキミドリに渡すレイ。
その後、セントラルに旅立っていった。


キミドリは親が作った借金で取り立てにあっていたが、レイがくれた
髪留めを売れば、借金以上の価値があるといわれ、家族を救うために
泣く泣く手放した。


弟妹が大きくなったので、お嬢様のために何かしたい、その一心でセントラルに
出てきたのだった。
外にいたキミドリの元へ歩み寄るレイ。


テガミには色々な伝え方がある。
ラグもゴーシュの絵を描いてみるけれど・・・！？
レイの屋敷から出て行くコルバッソはまだまだ恨み節を吐いていた。



一枚のテガミがこんなにも人を暖かくする、人生の支えになる。
「テガミは心」。
ラグがテガミの大切さを改めて実感したお話でした。


次回・・・ジギー！！！お待ちしてました！！！

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