おぼろ二次元日記

妖怪に関わって良い事なんて無いんだ。
でもタキの御爺さんは・・・。



「蔵にひそむもの」

あらすじは公式からです。

田沼と一緒にタキの家の蔵掃除を手伝うことになった夏目。
妖怪の研究をしていたというタキの祖父が残した魔除けの着物が
一枚なくなっていることに気づくが、
タキや田沼を怖がらせたくないと思い、言い出せずにいた。

しかし、その着物は古い人形の妖怪で、タキの祖父に封じられたはずみで
バラバラになった自分の身体を集めようとしていると、タキの祖父を知る
妖怪に教えられる。



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夏、蔵・・・とくれば妖怪が出るに決まってます。（笑）
しかも身体がバラバラ・・・ってかなりホラーでしたよね！！！


いつの間にかニャンコ先生が捕縛されていたタキの家にやってきた
夏目と田沼。
雨宿りをさせてもらったことで蔵の掃除を三人ですることになった。
妖怪の気配は無い、とニャンコ先生は言ったけれど・・・


夏目、その張り紙をはがしちゃダメーーー！！！


入口のこけしの魔除けには驚いたけれど着物の妖怪にも驚いた！！！


タキの御爺さん・慎一郎は見えない人だったけれど妖怪に興味を持って、
あれこれ調べたり、古物を集めたりしていたのですね。
見よう見真似で結界も張ってみたりして、封印されていたのが着物の妖怪。
さらに身体までバラバラにされてしまっていた。
それが夏目が封印の逆様の絵をはがしてしまったために追いかけられるはめにー！！！



傍から見ていると夏目の行動は確かにおかしく見える。
でも、事情を知っているタキと田沼は応援してくれた。


「お前はここで待ってろ、とか帰れ、とか

言い出すかと思ってた。」


そうだよね。
夏目一人で走り回って苦しむのを見るのは嫌だ。



着物の妖怪を追いかける夏目にはタキの祖父のそばにいた妖が援護。
慎一郎を見えない人間として言葉では馬鹿にしている風だったが
ちゃんとどんな妖怪なのか、目的は何なのか教えてくれた。
慎一郎は見えないけれど自分たちに興味を持って接してくれた。
この家を守ろうとしている妖怪。


廊下を走って追いかけている間に夏目は着物の妖怪にさらわれてしまう！！！
タキは祖父の資料を見て妖怪が通ると見える陣を探し始める。
かつてそれで大物を引っ掛けてしまった過去はあるけれど
思い切って行動に移してみるタキ。
が、何も映し出さない。



右腕と頭以外はゲットしてしまった妖怪は夏目の力で右腕を復活させ、
頭を取り戻そうとしているのだと言う。
裏庭に行ってみると頭があった！
倒れている夏目。
鉈で右腕を切り落とそうとする妖怪を阻止したのはニャンコ先生！！！



斑になって攻撃するも慎一郎が施した結界でなかなか妖怪を討てない。
助けてくれたのはいつも慎一郎が窓から眺めている側にいた塀の上の
妖怪たちだった。
くわえて着物妖怪を捨てに行く先生。




本当は自分たちを見て欲しかった。
話して欲しかった。
病気に倒れた慎一郎を見舞ってくれた妖怪たち。
祖父の死を悼んで泣いていたタキ。


孫娘が元気で怪しい妖怪が祓われたなら・・・元気で、と別れを告げる
妖怪たち。
その香りをタキも知っていた。
出会いは宝物。
夏目が出会った妖怪の話を聞きたいというタキ。



妖怪が見えることはやっかいな事でしかない。
夏目はそう思っていたけれど逆に興味を示して近付きたかったタキの
御爺さん。
妖怪は時に優しく、時に残酷なもので態度も気まぐれだけれど
好意を示していけばきっと何かしらつながりができるものなのですね。



夏目は運よく田沼とタキに出会えた。
その出会いに感謝しながら、タキの御爺さんを偲ぶ。
先に逝ってしまう人間を逆に妖怪が偲んでくれる素敵なエピソードでした。
ちょっと怖かったけど。



次回・・・的場と


「煌いてごめん！」


来たーーー！！！




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