土の温かさに癒しを求めて・・・
最近暇を見つけては庭に出てチョコチョコと除草するようになりました 土に触れあっている時が癒される気がして・・・もともとはそんなに庭仕事に対して真摯な方ではなかったのですが 、ちょっと参っているのかなって思います。たぶん今が一番辛い時期かもしれないと自分でもわかっています。 それだけに自然と触れ合うというか土いじりしていると無心になれる気がしてなりません 雨上がりの庭は草も抜きやすくたちまち手元のバケツがいっぱいになります。殆ど意地になってるかなと思えるくらい無我夢中になって泥と汗にまみれて・・・ついでに蚊にも刺されながら必死に抜いています 小一時間は粘ってやり込むと、いつしか心が晴れてきます。救われた気分で家に入り、ボーっとバスタブに浸かって虚脱状態になっています。こんな日々の繰り返しが最近続いています。 夕方、母の病院に見舞います。母は日毎にゆっくりと静かに弱っていっています。哀しいくらい静かにゆっくりと・・・そんな母の傍でただ黙ってすわって過ごしてきます。時折眼を覚ましてこちらに微笑みかけることもありますが、たいていは私の存在に気づいているかいないか分からないような感じで眠っています。 病葉の母に聞かせる子守唄 でも、今夜母の手を握ったら予想外の力強さでしっかりと握りしめてきました。眠りながら時折何かつぶやきながらも私の手をしっかり握り汗ばむくらいにギュッと離しませんでした。こんな力が母に残っていたなんてビックリ ベッド越しに見えた夜景がきれいでした この母の手の温もりを記憶にとどめて帰ってきました。 大地の温もりのような温かさを感じられてちょっとうるうるしました 温もりを抱きしめ深く刻み込む 喜怒哀楽の出所辿る夏の空 もくもくと湧き上がる情もてあます see you again