ウィキッド

劇団四季のミュージカル「ウィキッド」を見てきました。これは「オズの魔法使い」に登場する西の悪い魔女（＝ウィキッド：エルファバ）と善い魔女グリンダの物語。オズの魔法使いのプロローグに位置するお話でした。「オズの魔法使い」の原作者（ボーム）が書いたお話ではありませんが、とてもよくできていてミュージカルの随所に「オズの魔法使い」への伏線となるエピソードがあって（気づいてないのもいっぱいあると思うけど）うまく「オズ」の世界へとつなげているなぁと感心しました。ミュージカルを観にいくことに決まり、『オズの魔法使い』を久しぶりに読んでみました。面白かったんだけど、物語も展開が速くて、盛りだくさんだったんだけど、物足りなさを感じました。子供向けの物語だとしても、あまりにもご都合主義なんですよね。ドロシーに都合よく物語が進みすぎる・・・そんな疑問にも、このミュージカルは決着つけてくれて、意外なところですっきりさせてもらった感じです。もちろん、ミュージカルそのものも面白かったです。このミュージカルのストーリーそのものが感動的に素晴らしいということはやっぱりないんだけど（よくできてはいるけど）、音楽や衣装や、舞台装置すべてをひっくるめるととてもいい作品だったと思います。舞台装置がいいんだよねー、エメラルドの都とか。なんだかんだで、結局最後はボロボロ泣かされてしまったのでした。最近、何見ても泣くわ。やれやれ。

面白い映画とは

常々思うのだけれど、期待して見に行く映画は大抵面白くない。あまり期待せずに行く(とは言え、わざわざ劇場に行くくらいだから幾ばくかの興味はある)映画は面白いことが多い。特に原作に思い入れがありすぎると大抵よくない。焦らず騒がず期待せず。ソレくらいの軽い気持ちで観ると良いのだ。映画は。要するに、あまり期待せずに観に行った『カスピアン王子の角笛』が意外に面白かったということです。ネタバレあるかも、ご注意ください。ナルニア・クロニクルの２作目。前回はガチガチに原作に忠実でつまんなかったけど今回は脚本も自由度があがり面白くなっていました。今回のウリは美形の王子カスピアンな訳なんですが、敵役のテルマール人がミラース王を初めとして、とてもいい味なんですね。やはり人が演じなければVFXだけでは、ドラマは生まれないのかな？美形をバシッと据えることで主役も決まりストーリーに一本筋が通りました。アスランも前作より表情豊かになりました。ただのライオンじゃないんだからさ、笑ってもいいわけよ。ミラース王の城の戦闘シーンとか、原作にないエピソードも追加されて、見ごたえのある内容になっていたと思います。城のミニチュアもよく出来ていたんじゃないでしょうか？でも、戦いというものを賛美する傾向がないとは言い切れない（ディズニーらしくないような？）昔から、侵略者であるテルマール人のカスピアンが「アダムの息子」というだけで王になる説得力の弱さが気になっていました。アダムの息子だというなら、歴代のテルマール人の王もそうなんだし。映画の中では、博士が「矛盾を抱えた初めての王になるのです」と言ったり、アスランが自信ががないというカスピアンに対して、そう思ったときに本物の王になるのだと励ましたり、王という重圧感なんかもよく表現されていて好感度高かったです。やはり、血筋というだけじゃダメなんだよね。スーザンとカスピアンが惹かれあったり。これも、なかなかにいい感じであったのでは？と思いました。しかし、ロード・オブ・ザ・リングのナルニア版という感じなんですよね。ストーリーの作り方や戦闘シーンの作り方が似ている気がします。ミニチュアを使った城なんて、もろ手法が同じだと思うんだよな。王として悩むカスピアンだって、アラゴルンの悩みに通じるような気がするし。もともと、原作が影響を与えあって作られていて似かよった部分があるとはいえ、ちょっとパクりすぎじゃないかしら？私はＬＯＴＲ好きだからいいけどさ。楽しみにしてたリーピチープも可愛かったし、私は満足です。気高いというよりは、動きもコミカルで生意気そうなネズミでしたが、トリックスターも必要ですよね。特殊効果にたよりすぎて、原作まんんまの面白みにかけた前作より、原作を膨らましていい映画になっていたんじゃないでしょうか？私は原作ファンだけど、この映画は、よかったと思いますよ。この調子なら「朝びらき丸」も作ってほしいですね。「パイレーツ　オブ　カリビアン」みたいになったりして、ディズニーだけに。

旅をする本

ネットをブラブラしていたら、面白そうな活動をみつけました。(この記事）「ブック・クロッシング」BookCrossing(ブッククロッシング)とは、本を愛する人たちによる「本に世界を旅させる」活動です（ホームページより）読み終えた本をサイトに登録し、カフェや、専用のブッククロッシング・ゾーンという専用の場所に置き、次の人に自由にそれを持ち帰ってもらいます。持ち帰った人は、本に貼られたラベルの番号から、本を検索することや、現在地や感想を登録。その本の移動の履歴を追跡できるというシステム（らしい）なんか面白そうじゃん！私もやってみたい日曜日に京都に行くことだし（京都はわりとさかんみたい）、何冊か登録して持っていこうかなぁと考えています。リンク: Bookcrossing.jp-本好きのためのコミュニティ・ブッククロッシングジャパン　本を世界に.

新潮社の底力

実は、今までバカにしていたのです。新潮社の『ｙｏｍ　ｙｏｍ』。パンダの表紙に、人気作家の連載。「なんか、媚びてるよなー、けっ」って思ってたんですよねー。実は。ところが、今回のヨムヨム。「yomyom vol.6」ファンタジー特集なんですが、な、なんと『十二国記』の新作が載ってるんですよ！なぜ、新潮？と思わんでもないですが（講談社のシリーズだよね？）ファンタジー小説の愉しみと、特集された短編３本。小野不由美丕緒（ひしょ）の鳥畠中恵ひなのちよがみ森見登美彦或る失恋の記録思わず買ってしまいましたよ。そして、これ３作ともとても良かったんですよ。面白かったの！（「丕緒（ひしょ）の鳥」なんて、電車でホロリきちゃいました）森見登美彦も食わず嫌いだったなぁ、と軽く反省。他の作品も、楽しみながら読んでいるところです。ずいぶん、心が元気になってきたみたい。本を、楽しんで読むのは久しぶりです。しばらくは、楽しめそうです。最近、新潮文庫より、中公文庫や文春文庫がいいと思うようになってきていて「新潮もなぁ・・・最近、いまいちよねぇ」とか生意気なこと言ってたのですが、さすが、新潮社。ヨムヨム、すごいわー！スンマセンデシタ。

アイリッシュミュージック

先日、アイリッシュダンスのライブ【ラグース】(とても楽しかったです)に行って、再び自分の中ではアイリッシュミュージックがブームです。iＰｏｄにケルティックウーマンのアルバム入れて聞いたりしてます。アイリッシュミュージックのポッドキャストとか。ケルティックミュージックとアイリッシュミュージックの違いが実はよく分からない。基本からダメダメですね。澄んだ歌声のａｉｒと言われる曲(癒しとか言われるけど)もいいけど、やっぱりフィドルが跳回る曲が好きです。こんな楽しい曲がかかっていたら、みんな踊りたくなるよな。自分で演奏するのはあきらめ気味。今度は、パブのライブに行ってみたいです。

紅葉狩り＠奈良

お天気はイマイチだったけど、奈良公園に紅葉を見に行きました。県庁の横手から、吉城園へ。紅葉の庭園がとても素敵でした。となりの依水園より規模は小さいけれど、変化にとんだお庭がとても面白いです。紅葉もベストシーズンでしたよ。そして、東大寺の裏手に回り、二月堂へ。東大寺のうらから、二月堂へ行く道が、私の一番好きな場所なのです。土壁に、四季折々の花。紅葉や柿も目に楽しい。そして、手向山八幡へ。訪れる人は少ないけれど、ここは百人一首の官公の歌でも有名な場所。薄暗い境内に、紅葉の赤色が鮮やかです。若草山のふもとをまわって、春日大社へ。このあたりのお土産屋さんは、駅前のお店よりちょっと面白い。途中に「一言主」という神様がおまつりされています。一緒にひとつだけ、お願いをかなえてくれるんです。もったいないので、まだお願いできずにいます。そして、春日大社。ここの燈籠が好き。数がいっぱいあるものがすきなんですかね？ずらりと並んでいるのがいいのかな？そんなかんじで、奈良の半日でした。いや１０時半に起きたわりに、有意義な一日でしたよ。カメラの練習を兼ねて、いっぱい写真をとりました。何枚か、アルバムをアップしました。こちらもよかったら見てください。へたくそーなんだけどねぇ。しくしく。

ビバ・アイリッシュ！

　アイリッシュミュージックとダンスのコンサートに行ってきました。　場所は「やまと郡山城ホール」、金魚で有名な郡山の綺麗なホールです。　出演はショーン･ライアン（ホイッスル、歌）、キアラ・ライアン（アイリッシュダンス）、アン・カラナン（アイリッシュ・ダンス）、守安功（フルート）、守安雅子（アイリッシュ・アープ、コンサーティナー）　なんとか続いているアイリッシュ･フィドルが縁で、アイリッシュミュージックを聴くようになってきました（順番が逆？）。　軽快で楽しい音楽では、キアラちゃんが華麗なステップを披露してくれました。一人でも迫力のダンスです。足がピンと伸びていて、見てるだけで攣りそうです。　ショーンさんが、ゆったりとした民謡を歌ってくれたり、スプーンを２本使ってカスタネット用に演奏してみたり、楽しいコンサートでした。　　アイリッシュのいいところは、陽気な曲はとことん陽気で、切ない曲は本当に切ない。両方あるのが面白いんですよ。　気になったのが、コンサーティナーという楽器。日本語では六角手風琴、手のひらサイズの、ボタンを押すタイプのアコーディオンです。見た目も可愛い。　音色には哀愁がありますが、音量はでかいです。アイリッシュを聞いているときに、フィドルではないし、何の音だろう？って思ってのがこれの音でした。　なかなか楽しそうな楽器なのですよ。コレが！操作は簡単なんで、やってみたいなぁと思ってるんですが・・・。　リクエストタイムでは、「タイタニック」（映画みてないからわからないけど）とか、ダニーボーイとか演奏してくれました。　そう、アイリッシュといえば「ダニーボーイ」。　そして、「ダニーボーイ」と「手風琴」といえば、村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』。私がもっとも愛する物語なんですよ。　物語の中で、「僕」が忘れていた「歌」を取り戻す場面。とても好きな部分なのです。　鍵盤式のアコーディオンしか知らなかった私は、ポケットにも入るボタン式の手風琴　というものが、よくわからなかったのです。　そうか、コンサーティナーだったんですね。村上さん。ということで、思わぬ発見もあった、コンサートでありました。面白かったなぁ。みんなが身じろぎもせずに、じっと聴いているのには驚きましたが

赤ずきんちゃんがいっぱい

大阪梅田の大丸ミュージアム《「赤ずきん」と名作絵本の原画たち》展に行ってきました。古今東西のあかずきんちゃんがいて面白かった。昔の銅版画に手彩色というのが、好きなんですよ。テニエルのアリスとかね。実験的な作品として、あかずきんも狼もおばあさんもドットして描かれているものとかありましたよ。平日の夜、しかも雨降りというのに盛況でした。レオ・レオーニの原画もあって嬉しいー！あかずきんではなく、眠そうな目をしたネズミ。あとから目玉描き加えたり、原画はペンタッチまでわかって面白いですね。この鮮やかさやみずみずしさは、ＣＭＹＫの小さい点なんかで表現できるもんじゃないですよ。ほんと、やっぱり本物とかオリジナルをどんどん見ていかにゃならんな、と。来週こそは、京都の国立近代美術館にいきたいなぁ。

１割、関口。

ただいま、京極夏彦の新刊『邪魅の雫』を読んでいます。久しぶりに、読書が快楽であることを思い出しつつ、そんなに登場しているわけでもない関口に、感情移入したりして読んでいます。今、私の１割ぐらいが、関口モードかも。「重いんだ」という関口の気持ちがよくわかる。うだうだ、暗い思考に振り回されるのが、この小説の楽しみでもありますね。分厚いから「もうあと、こんだけしかない～！」っていうより「まだまだ、あとこんだけあるんだー！」って思いながら長く楽しめます。本が分厚すぎて、片手で持てないので、読みにくいです。いつものことですが。

TAKEO PAPER SHOW 2006

ウサギは、以前ちょっとだけＤＴＰの仕事をやっていたことがあって、デザインとか割と興味があるのです。それで、会社の人に、今日連れて行ってもらったのが、TAKEO PAPER SHOW 2006竹尾というのは、紙のメーカーさんです。この会社の展示会に行ってきたのですね。いろんな紙製品や、クリエイターが５つのキーワード「パリパリ、ふんわり、スケスケ、ツルツル、ザラザラ」で、架空の製品を作り上げるというもの。実際に、虎屋の最中や、ハトサブレをモチーフにして、紙袋を作ったり、かわいいパッケージを提案したりしていてとても面白かったです。セキユリヲ ＋ 辻 祥江 ＋ 武田苺禾 ＋ 原田美佳子のハトサブレのパッケージがかわいくて！表と裏からパターンが印刷してあって、微妙な色のコントラストになったスケスケの紙で、ハトサブレを包んでいるんだけど、この袋も一回り大きなハトサブレの形をしているのです。すごいかわいいです。印刷物好きのウサギには、たまらん展示会でしたよ。今の会社も印刷会社なんだけど、ウサギは事務だから、紙とか印刷とかあんまり関係ないんですよ。ほんとはね。入場も無料だし（デザイン関係の学生さんもいっぱい来てた）、招待状もいらないし。今年のは終わってしまったけれど、お近くの人は行ってみるといいと思います。下手な美術館より、楽しかったです。

かもめ食堂

久しぶりに映画を見に行きました。【かもめ食堂】という映画です。大阪では、梅田ガーデンシネマでしかやっていないようですが。原作：群ようこ、脚本・監督：荻上直子。そして、出演が小林聡美（サチエ）、片桐はいり（ミドリ）、もたいまさこ（マサコ）。舞台はなんと、フィンランドのヘルシンキ。主人公のサチエが営む「かもめ食堂」には、お客が全然こない毎日。フィンランドのオバサマ方は、店を覗きこんど「あの子はオトナかしら？子供かしら？」って冷やかしているだけで、入ってはこない。そして、初めてやってきたお客様は、日本カブレの変な青年、トンミ。変な「ニャロメ」のＴシャツ着てます。「かもめ食堂」に「ニャロメ」…ははは。そして彼は、サチエに「ガッチャマン」の歌を知っているか尋ねるのです。「誰だ、誰だ、誰だー！」までしか思い出せない、サチエ。それから、続きが気になってしょうがない。すると、買い物に出かけた本屋のカフェに日本人がいるではないですか。「ムーミン谷の夏祭り」の日本語版ハードカバーを読む、ミドリ。（この人は、海を越えてこの本を持ってきたのか？）思い切って、超えかけてみるサチエ。このときのミドリのびっくりした顔がとてもいいです。片桐はいりさん、表情が豊かでとても素敵です。面白い。なんとミドリは、ノートを取り出し、サラサラと歌詞を書いていきます。すごーい！そんな感じで知り合った２人。ミドリは、サチエの家に泊めてもらうことに。そして、かもめ食堂で働くことに。女一人で、フィンランドで食堂を開くのも、特に目的もないのにヘルシンキまで旅に出ることも、それなりの理由があるはずなのですが、お互いに多くを詮索はしません。お金だってどうなってるんだろう？とは思います。それでも、このフワフワとした物語に引き込まれます。漂うユーモア、やさしいキモチ。快く働かせてくれるけど、踏み込んではこないサチエ。そして、もたいまさこです。マサコは荷物が途中で行方不明になってしまった旅行者です。だけど、たいして困ってるようにも見えません。泰然としている。言葉だって通じないんだけど、全然気にしてない。普通にしてるだけでも、おかしいキャラクターです。存在感のある、この３人が淡々と食堂でつづるだけの物語なんだけど、なんかおかしい。途中で、なんども笑ってしまいました。そして、食べ物も美味しそう！なんども笑いながら、あたたかな気持ちになっていました。肩の力が抜けていく感じ。毎日を楽しんで行けばいいじゃん、て思いました。精一杯やったら、なんとかなるもんだし、だめならだめでも何とかなるさ、ってね。美味しいもの食べて、元気出していこうぜ。えーっと、パンフレットもとてもかわいいです。中綴じなんですが、表紙がかばんの形になってます。中身は、普通の長方形なんですけどね。あ、『間宮兄弟』の予告も面白かった。予告編だけで笑っちゃいました。これもぜひ見に行きたいです。

『吾』の絵はがき

先日、応募したっきりすっかり忘れてた「吾」の絵はがき。小学館ＩＫＫＩコミックス、松本大洋『吾(ナンバーファイブ)』の新装版発売記念品。全巻の応募券添付で「抽選で10000人にあたる」もの。見事当選ですが、挨拶状はコピー、宛名は手書き。家内性手工業の香りがします。もしかして編集部のバイトとかが1000通宛名書きしたのかな？ご苦労な事です。感謝、感謝。それはそれとして、松本大洋はいい絵を書きますね。好きなんです。うれしいな。独特の世界観がくせになります。会社で自慢するのだ！！しかし、小学館さん、コミックスの帯、なんにでも「松本大洋、絶賛」とのせる(そんなことナイ？)のやめてください。つい買ってしまうじゃないか(笑)

クリスマスローズ

クリスマスローズをもらいました。植物を育てるのは、苦手なんです。枯らさないように頑張ろうと思います。大きな花だけど、派手すぎないのがいいですね。花が咲いてだいぶたってしまったので、きれいな写真ではないけど。と、思っていたら、クリスマスローズは花弁が開ききって、おしべがパーっとなっているときが、一番いいんだって。ということで、きれいな時の写真が取れた、ということですね。

春が来た

いよいよ春が来ましたね。５日に行った丹波篠山もとても良いお天気で、ヒバリが鳴いていました。黄色いクロッカス？も咲いてたし。とても春めいていました。篠山には、マラソンの応援をしに行ったんですが…、応援組はたんなる食べ歩きツアーでした。皿そば屋さんの、トロロそばは秀逸。大満足。あと、いのしし汁も美味しかった。近所にスミレが咲いていました。こっそり写真とりました。

ＪＡＺＺＹな感じ

　愛する本屋、ビレッジバンガードで、またまた衝動買いをしてしまいました。でもこの本やで、衝動買いするものは、本もモノも大体アタリが多いのです。確実に私の世界を広げてくれる、素敵な場所なのです。　さて、本日はＣＤを２枚。普段はＪＡＺＺなんて聞いたことない私。邦楽専門、なんですが。　お店で流れていた音楽、よく聞いてみると「銀河鉄道９９９」。しかも、ジャズアレンジ。すごい！カッコイイ！！　レジ横に「ただいま演奏中」とおいてあったのが>東京ブラス・スタイル『「アニジャズ」1st note』（こちらのリンク先で試聴できます。ぜひお試しを！）　鉄腕アトム／キューティーハニー／銀河鉄道９９９／檄！帝国華撃団／ラムのラブソング／ひょっこりひょうたん島／ひみつのアッコちゃん／エイトマン／タッチ／ルパン三世のテーマ’７８　と、なかなかのラインナップ。しかし、一番かっこよかったのは「檄！帝国華撃団」でした。楽しい１枚です。そうか、楽天ダウンロードにあったのか・・・使ったことないけど。　そしてもう１枚、勢いで購入。「BLUE NOTE PLAYS THE BEATLES」こちらもなかなか気分よく聴いています。ヘッドフォンを張り込んで少し良いものを買っておいてよかった！と改めて思いましたよ。　こちらは、iTune Music Storeでも購入できるのです。　ＪＡＺＺもいいじゃん。って思ったわけ。ちょっとオトナになったかな？

大丸ミュージアム三昧

　大丸ミュージアムの、パスカードが懸賞であたりました！！すごくうれしい！しかも、連れ１人も無料になるという、特製カードなのですよ。　大丸ミュージアムのパスカードは、期間中（２月いっぱい）、大丸ミュージアム全店（梅田、心斎橋、神戸、京都、東京、札幌）に何度でも入れるオトクなカードなのです。普通に買うと、１人用のカードで1500円。２回行くなら、パスカード買ったほうがお得です。　たまに美術館に行きたくなるけれど、それほど熱心な美術ファンというわけではない私です。そんな私に、神様の恵みのようなカードです。　やっぱり、カード持ってるといろいろと行きたくなりますからぇ。　ということで、昨日は、梅田店のレオノール・フィニ展　Exposition Leonor Fini に行きました。　絵のことも、全然語れません。でも、私は、とても好きだな、と思いました。初期から晩年まで、スタイルはいろいろ変わっていくんだけど、晩年のグロテスクな怪物のような絵が好きです。　そして、かわらないのが、色の美しさ。色の雰囲気がとてもいいと思いました。個人蔵の作品が多かった。こんな絵をもっているなんて、うらやましいなーと思ったよ。　フィニさんがどんな人かは知らないけれど、自画像の強い瞳がとても印象的な女の人でした。　わすれないうちに、心斎橋の「パリ・モダン」と神戸のコクトー展も行かなくては。会期が短いので、気をつけないと！　思いがけず、素敵なプレゼントでした。幸せだなぁ。

10年越し！

　ここ数年ずっと探していた本があります。アスビョルンセン編／佐藤 俊彦訳『太陽の東　月の西』（岩波少年文庫）。10年近く前に、図書館で借りて、とても好きになりました。そののち、購入しようと思ったときはもう絶版になってしまっていたのです。　でも、２年ほどまえに開館した、近所の図書館には、新品のこの本が入っていて「図書館はずるい！」と本気で憤ってました。たぶん、図書館用にストックしてあるんでしょうね。出版社に。というか、児童書なんて、ほとんど図書館需要しかないですからねぇ。　ノルウェイの民話なんですよ。この作品は、本店にブックレビューがあります。どうぞ、ヨロシク。　ところで、今、久しぶりに、本店にいきましたよ。自分で作ったページなのに、音楽がなったり（ちょっと驚いた）ページ内でジャンプしたり、文字が躍ったり、自分で作ったのにどうやって作ったのか思い出せない。やれやれ、最低ですね。　それで、ずっと絶版で、図書館で借りては読み返して、しぶしぶ返して、というのを、何回かやってきたのです。今日、たまたまｂｋ１で検索したら、なんと！復刊してるじゃないですか！うーれーしーい！　早速、申し込んでみました。「太陽の東　月の西」というのは本当にいいお話なんですよ。有名なところでは、「三匹のヤギのガラガラドン」もはいっています。訳者が違うので、「がらがらどん」ではないけど。　まぁ、とにかく本当にうれしいです。こんなにうれしいのは久しぶりです。すげーうれしいよ。ああ、でもこの喜び、誰にも伝わらない気がする。　でも、本当にうれしいのですよ。正直、ここ半年で一番のグッドニュースだわ。（ささやかすぎる人生に涙）　で、早速注文！楽しみ！ついでに、「金魚屋古書店　２」も購入。楽しみでゴザイマス。

ハレルヤ！

　毎日、暑い日が続いて、もはやぐったりのウサギです。　そんなバテバテのうさぎ、「夏はやっぱりカレーでしょう！」ということで、会社の人とカレーを食べに行くことにしました。　インドカレーでもいいけれど、今日はスリランカのカレー！ということで、見つけてきてもらったのがハレルヤ　カレルヤ。スリランカ人のラッキーさんが作るカレーは、辛いけれどうまい。最初食べてるうちは、辛いのに気がつかないんだよね。あとから辛いのがやってくる。そんなカレーがウサギは好きです。　ここのカレーはネーミングもよいです。チキンカレーは「ヨロコビカレー」というのです。　そこでわれわれは、Ａセットを注文。ヨロコビカレー（チキン）とメグミカレー（野菜）とロティ（チャパティみたいなパン）とミルクティのセット。　野菜カレーのほうがマイルド。ココナッツミルクの香りが効いて、大根も入ってる。しかし、意外とおいしいのです大根。　チキンと野菜　どっちも甲乙つけがたくおいしかったです。　ここのカレーは、ウサギのなかでは、トップクラスのおいしさでした。うまーい。　ミルクティも甘くておいしい。ラッキーさんがパフォーマンスしながらいれてくれるミルクティは、少しマイルドになってるような気がするのでした。　お値段もリーズナブル。府立体育館の向かい側のお店です。カウンターしかない大きくはないお店ですが、かなりお気に入りになりました。ふふふー。会社帰りに歩いていける場所にあるんだよ（普通の人は歩かないらしい）。うれしいなぁ。　お近くまでいらしたら、ぜひぜひどうぞ。　日曜日は定休日らしいですが。

ギュスターヴ・モロー展

トルコ料理！

　会社に「世界の料理を食べる会」を結成しまして、トルコ料理を食べに行ってきました。場所は大阪、宗右衛門町の「トゥーラ」というお店。道頓堀川沿いにあるドン・キホーテ（奇妙な観覧車のあるところ）の隣のビルでした。　ホットペッパーで見つけて、みんなをさそって総勢８人。物好きな人もけっこういるもんだと思いつつ、お食事会。　途中、ベリーダンスのショーを挟み（ダンサー可愛い！。最後はお客も参加で楽しかったです）、美味しいお料理を頂いてきました。ウサギは好きだわ、この味。スパイシーだけれど、辛くはない。それに、豆の料理とか好きなんだよね。レンズ豆のスープとか、ひよこ豆のペーストとか、面白かったです。うまい！　最後はお決まりの、トルコ風アイスとトルコ茶。トルコ茶って何？と思ったら、グラスに注がれた、あつい紅茶でした。グラスのお茶は、とても綺麗な色で、苦味や渋みも少なく飲みやすかったです。　ボリュームあり過ぎて、ちょっとしんどかったけど、大満足の夕食でした。　そんなこんなで、今読んでいる本は、村上春樹『雨天・炎天』（新潮文庫）。村上春樹作品の中でも、好きな１册です。前半がギリシャのアトス編、後半がトルコ編。最高の紀行文だと思っています。　もう一冊、トルコの本といえば

すてきな手ぬぐい

手ぬぐい好きのウサギです（ふろしきも好き）。昨日、京都で素敵な手ぬぐいを買ってきたのです。「京三条町屋手拭　永楽屋　細辻伊兵衛商店」さんの「ねこダンス」手ぬぐい。昭和初期のものを復刻したらしいのですが、すごい可愛い！でしょー。 「ねこじゃ　ねこじゃとおっしゃいますが」と書いてあるそうです。（読めないのでお店の人に聞いた）。当時の小唄のようなもんですかね。棒につけて、タペストリのようにしようと思っています。（そのまえにアイロンかけないとダメですな）でもほんとは、ハンカチのように日常使いするのが、一番かっこいいとは思うんだけど。手拭、いつも勿体無くて使えないのです。もう１枚持ってる手拭は「鳥獣戯画」の柄（「鳥獣戯画」も好きなんです。ウサギだし。）。ずっと使いみちなかったんですが、最近やっと、中国茶セットの布巾としてデビューしました。良い感じで満足（でも満足しているのは本人だけで、周りには引かれてるかも・・・）そうそう、このお店の手ぬぐい、最近京都のお土産としても人気があるそうですよ。私は三条室町の本店に行きましたが、ここはギャラリーも併設されていて、お店の奥に昔の手ぬぐいが飾ってあるのです。手ぬぐいも、額に入れると立派なインテリアになりますね。柄も本当に多彩で、すごい迷ったんですが、今回は「ねこダンス」。うれしいザンス。（うう・・・）黒地にすっくと１本、カラーが描かれているのもあって、これもよかったんですが。この猫の愛らしさにまけてしまいました。他にも、素敵な手拭がいっぱいです。ぜひ、ホームページチェックしてみてください。お店の方も、なかなか親切なお店でしたよ。ところで、猫が手拭かぶって踊ってる絵とか見ますが、猫は踊るもんなんですかねー。唐沢商会『脳天気教養図鑑』（幻冬社文庫）にそんなネタが載ってたなー、とふと思い出したりして。この永楽屋さんの手拭コレクションは本にもなっています。図書館で見かけたので、借りてきました。復刻してほしい柄がいっぱいです。2800円もするので、買う程ではなかったけれど、本屋さんでパラパラっと見るのも楽しいかも。←詳しくはこちら。